昨年の暮れに起こったペニオク報道以降、目立った芸能活動をしていないほしのあき。ブログも今年1月に、『皆様へ。』というタイトルでペニオク騒動を謝罪したのを最後に一切更新されていない。ブログでは「今後は気を引き締めて、良識ある言動をしていくように努めていきますのでどうぞよろしくお願い致します」と締めくくっているが、“今後”に何も動きがないのが現状だ。
ほしのの姿が確認できるのは、SHEILAやスザンヌなどのママ友や山本梓、夏川純らグラドル仲間のブログのみで、芸能活動を再開したと呼べるものではない。やはり彼女の活動復帰には、騒動がいまだに大きな障害となり、立ちふさがっているのだろうか?
「そんな事は全然ないですよ。何をやっても数字の取れないバラエティーで、唯一計算できるのは『あの時の真相話します!』的な独占告白や涙ながらの謝罪モノです。その手の番組の企画会議会議では、いの一番にほしのあきの名前は挙がっています。ですが、事務所に連絡しても、『本人がやりたがらない』の一点張りなんです。本当に彼女が嫌がってるのか、事務所の方針なのかはわかりませんが、制作陣は出演オファーし続けるしかない状態です」(業界関係者)
加えて根強くウワサされているのは、13歳年下の夫・三浦皇成騎手との離婚問題だ。昨年末には、三浦が騎手仲間3人と若い女性5人でパーティーを行い、泥酔した挙句にそのうちの1人とキスをしていたと「女性セブン」(小学館)に報じられている。しかし、その疑惑に異を唱えるのが、夫婦と親しい放送作家だ。
「週刊誌やゴシップ誌は離婚秒読みと書きたがりますが、まず当分はありえないと思います。先日も三浦騎手がお世話になっている厩舎の暑気払い(しょきばらい)に、夫婦揃って出席していたみたいです。本腰を入れて主婦業に専念するんじゃないですか? ほしは長年所属していた事務所も今年いっぱいで辞めるってトレセン内ではウワサになっていますよ。彼女もタレント活動に未練を感じていないようだし、周囲もおそらく止めないでしょう」(放送作家)
大手グループの系列ではあるが、事務所をエースとして長年支えてきたほしのあき。事務所のHPを確認すると彼女の写真のすぐ近くには、「これからの事務所は任せて!!」と言わんばかりの笑顔で、芹那が貼られている。
「ほしのは芹那に対しても嫉妬などすることなく、『これで安心して辞められる』と胸を撫でおろしているかもしれません。ほしのは所属タレントだけではなく、社員であるマネージャーもほとんどが彼女より後輩でした。ほしのと一緒にレギュラー番組をやったことがあるスタッフなら、彼女がマネージャーに怒っている姿は全員見ていると思いますよ。でも、ほしのがマネージャーを育てるために叱っているのはみんな見てわかっていたので、かえって彼女の“事務所愛”を認識させられましたね」(前出・放送作家)
それならば、これから彼女は健気に旦那の帰りを待つ専業主婦になるのだろうか?
「それとこれとは話が別(笑)。本人はそのつもりかもしれませんが、いろんな意味で芸能界のド真ん中を、カラダひとつで歩いてきた女性ですからね。いずれは野心のようなものが沸々と湧き上がってくると思います。でも、それはタレントとしてではなく実業家としてでしょうね。旦那は、賞金だけで年間1億円以上は稼ぎますし、“ほしのあき”というネームバリューがあれば、いろんな投資家が集まってきますから、起業資金には困らないはずです」(同・放送作家)
芸能活動を休止する以前から化粧品やアパレル商品のプロデュース事業は始めていたものの、蜜月関係にあった神田うのとのケンカにより、ビジネスが頓挫しているほしのあき。しかし、彼女のバイタリティーを考えると、第2第3のビジネスプランがきっと頭の中で練られているに違いない。ほしのあき第2章が、そろそろ幕を開けるのだろうか。
(文=浅野 悠)