「僕はSですね」パンツ集めが趣味と公言する四代目市川左團次の見事な変態ぶり

※イメージ画像:市川左團次のホームページ

 5日に放送された『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に歌舞伎界の大御所・四代目市川左團次(いちかわさだんじ/72)が出演。見事なまでの変態っぷりを披露して話題を集めている。

 この日、左團次は「SMの帝王」と紹介されて番組に登場。MCの矢部浩之(41)やマツコ・デラックス(40)が、トークの内容を心配する中、左團次は、「大丈夫です」と平然と答え、SMについての熱い思いを語った。

 若いころからアダルトビデオなどが好きだったという左團次だが、やがてそれに飽きると、知らない世界に興味がわいてきたと語る。そして、あるとき京都のSMボンテージパブの女王様が自分のファンだと知った左團次は、ついにSMの世界に足を踏み入れることになる。初めて触れた世界に興味を持った左團次は、その店の壁一面に「四代目市川左團次」とサインを書くほど、SMの虜になっていった。

 基本的には「ショーを楽しんでいる」という左團次。マツコや矢部が「自分ではやらないのですか?」という問いに、「うちの人が見てるからね」とニヤニヤ笑いながら妻の存在を気にしつつも、「したことはありますけどね」「楽しい」と語る左團次。また、「歩いている方がSとかMとかの徽章をつけているなら誘いやすくてありがたい」とまで言い、普段からSMのことが頭から離れない様子。「仕事のこととか世間のこととか頭の中にない」と宣言する左團次は、普段から「お年寄りの女性がいて、あの人がスカートをめくってTバックだったら面白いだろうな」などという妄想までしているそうで、彼の脳内は卑猥な事柄で埋めつくされているのだろう。

 さらに左團次は「パンツを集めるのが趣味」と語る。といっても、これは自分のパンツのことのようで、これまでにいろいろなタイプのパンツをはいてきたという。中でも「ゾウのパンツ」には特別な思い入れがあるようで、「持ち物(チンポ)が粗末なんですよね」と言う左團次は、ゾウの鼻先が埋まらないことがショックだと語る。その後マツコに「ちなみに今は?」と聞かれた左團次は、「見ますか?」と立ち上がり、ベルトを外して堂々とキティちゃん柄のトランクスを披露した。

 そんな左團次とプライベートでも交流があるというアウトメンバーの坂上忍(46)によると、2006年に行われた左團次と25歳年下女性との結婚披露宴で、お色直しの際、左團次がバニーガールに網タイツ姿で再登場したという。坂上は、驚きのあまり腰を抜かしそうになったというが、梨園の大物たちが見守る中で、それだけのことをやってのけてしまうのだから、歌舞伎界では左團次のSM趣味は有名な話なのかもしれない。

 昨年12月の中村勘三郎に続いて、今年の2月には歌舞伎界を代表する名跡である市川團十郎が相次いで亡くなった歌舞伎界。その衝撃は計り知れないものだったに違いない。もしかしたら、そんな今の歌舞伎界を盛り上げようと、市川左團次は今回の番組出演を決めたのではないだろうか。本当のところはわからないが、大物歌舞伎役者の見事な変態っぷりはアッパレの一言に尽きる。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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