「やっといろいろ喋れる」元祖メガネっ娘アイドル・時東ぁみ“いやいやキャラを演じていた”と大胆告白!!

※イメージ画像:『翼の生えた彼女』グラッソ

 元祖メガネっこアイドルの時東ぁみ(25)が、29日に放送された『アウト×デラックス』(フジテレビ系)に出演。ネット上などで、「まだ生きてたのか」「久しぶりだな」などと話題を集めている。

 この日、時東は、「いやいやキャラを演じているアイドル」として出演。これまで、あどけない笑顔が印象的だった彼女だが、司会のマツコ・デラックス(40)が「大人になったのね~」と言うほど、大人びた雰囲気をまとって登場した。そんな時東は開口一番、「やっといろいろ喋れる~」と吹っ切れた笑顔。これまでのアイドル生活で、たまったストレスを発散するかのように喋りだした。

 時東が愚痴をこぼしたのは、当時の自分の髪型について。特に、「聖子ちゃんカット」がイヤだったと振り返る時東は、その髪形のときは「いつも楽屋で泣いて」いたという。さらに、学校でも「どうしてそんな髪型なの?」などと友達にイジられたようで、いくら仕事とはいえ、恥ずかしくてたまらなかったという。

 時東は、そんな当時を振り返りながら、「今思えば拒否できたと思う」と語る。しかし、それでも断らなかったのは、「何が良くて何が悪いのかわからなかった」からと、17歳で芸能界に入った自分はまだ子供だったと振り返る。だが、そんな時東も今や25歳という立派な大人。スタイルは相変わらずのナイスバディだが、そこには昔と違って大人の色気が漂っている。事務所指定のキャラに違和感を覚えれば、拒否することは簡単にできるだろう。

 だが時東は今でもNOと言えないらしい。現在でも使用しているメガネについては、「外すことによって、お金になる」ということを知り、自ら進んで着用しているらしいが、昨年から始めた新たなアーティスト活動については、疑問を持ちながら邁進しているというのだ。

 昨年、これまでの、つんく♂プロデュースから離れ、ゴールデンボンバーを担当するプロデューサーに世話になっているという時東。しかし、そのプロデューサーが、時東の新たなアーティスト名として、“トーキングブンブン”という名前を提案。金髪ショートカットにダンボールメガネを合わせ、全体の衣装も派手という姿に、時東は困惑したという。それでも彼女はNOと言えず、今ではそのトーキングブンブンとしてアーティスト活動を行っている。

 マツコが指摘したように、どこか見たことのあるようなトーキングブンブン。番組では、名前を伏せていたが、その印象は、きゃりーぱみゅぱみゅそのもの。名前の語感も似通っており、時東自身も、それには気づいたという。さすがに一度は拒否したというが、プロデューサーに「この名前、降りてきたんだよ」と言われると、それ以上拒否することはできなかったらしい。まさに今も、時東は、いやいやトーキングブンブンというキャラを演じているというわけだ。

 元祖メガネっ娘アイドルという肩書きを持つ時東。そんな彼女は、今、巷に氾濫する○○アイドルの先駆者といえる。しかしそれゆえキャラアイドルというイメージが強いのも事実。時東は、そうした現状に不満を抱いているのかもしれない。だから、事務所の提案してきたキャラについて「いやいや」と言っているのだろう。とはいえ、彼女は、メガネに関しては「お金になる」と吹っ切れた様子も見せている。トーキングブンブンという新キャラが、今後どう展開するのかはわからないが、活躍の場を広げることになれば、それもまた良しということになるに違いない。今回の放送を見たネットユーザーたちは、大人になった時東を見て、「可愛くなった」「昔よりいい」などと好意的なコメントを残している。ぱみゅぱみゅよりブンブンという時代がやって来るかもしれない…。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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