駅の階段を上る女子高生のパンチラや、床に落ちたものを取ろうとしてかがんだ時に見えるOLのブラチラなど、日常生活に存在するエロはいつ何時も男の本能をくすぐりまくる。そんなハプニング的なエロは、女性が気を抜いた一瞬に起こりえることが多いのはご承知であろう。問題は、その一瞬を拝めるチャンスに恵まれるかどうかだ。そんな棚ぼた的な瞬間が、普段何気なく見ているテレビの中で起こっているという。
その番組とは、2004年から日本テレビ系列で放送されている『天才！志村どうぶつ園』。志村けんが司会を務め、さまざまな人気芸能人が動物の飼育に挑戦するコーナーや、動物を通して教養を説く企画が好評の動物バラエティ番組だ。動物たちの愛くるしさがクローズアップされており、日本PTA全国協議会の調査で子どもに見せたい番組に選ばれたこともある。一見、エロとは対極の位置にある番組だが、意外や意外、女性芸能人のエロスを発見できるシーンがポロポロと出てくる。
レギュラーパネラーとして出演しているベッキーに犬がじゃれつき、彼女がはいていたショートパンツに大きな隙間ができ、彼女の美脚に加えその奥の秘部までが「もしかして見える？」という状況になったり、ローラがカワウソを育てるという企画では、胸を強調するタイトなトップスを着た彼女が、そのはちきれんばかりの爆乳にカワウソを抱き、爆乳具合と胸のムニュムニュ感がはっきりとわかるシーンがあった。
どちらもネット上で話題になり、ベッキーの際には「エロシーンが少ないベッキーの貴重な放送事故だ」、「これはパンツ？ それともあそこの毛？」と喜びと妄想をかき立てるコメントがあり、ローラに関しては、交際がウワサされるくりぃむしちゅーの有田がうらやましすぎると、嫉妬と羨望にまみれた人もいたようである。犬様、カワウソ様、本当にありがとうございます、と言いたくなる思いがけないハプニングだったようだ。
動物にスポットを当てることにより生まれる、計算では決して成り立たないエロ・アクシデント。それは、カメラのズームを“本来の意図通り”に動物だけを見ていれば気づかない可能性もある、非常に希少価値の高いものだ。動物とふれあう女性は絶対的に無防備だということを頭に入れておくことで、「うーん、やっぱり犬はかわいいなあ」というほのぼのとした気持ちだけでなく、別の楽しみも増えるまさに“二度おいしい”状態になる可能性があることが証明された。いつかオカズにできるスペシャル・エロ・シーンに巡り会えるかもしれないという希望を胸に、動物番組を録画しておくのもいいかもしれない。
（文＝さ乙）