20日に放送された『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に、モデルの道端アンジェリカ(27)が、兄・タロウ(37)と共に出演。熱烈な兄への恋心(!?)を披露していた。
番組冒頭、初出演の兄を紹介したアンジェリカは、その兄の変わっているところとして、「和食屋で、お通しがでると一緒にご飯を頼む」というトークを展開。その話の際、MCの明石家さんま(58)に「仲ええんや」と言われたアンジェリカが、「お兄ちゃんに彼女っぽく扱われると不思議な感情が芽生えてイヤなの」と顔を赤らめながら告白したのだった。
さらに美容院に行った後、「(兄から)すごい良い匂いがした」と言われると、「ハッというような気持ちになってしまう」というアンジェリカ。また、一緒に下着を買いに行ったこともあるようで、自分が選んだ下着を「良い感じだね」「キレイだよ」と言われると、どう表現していいのかわからないような気持ちになるのだという。
そんな兄を見つめる妹の言葉に、さんまは「好きなんやな~」とツッコむが、アンジェリカはそれを完全に否定する。しかし、「(兄の仕事がカメラマンなので)職業柄、女性には優しいんですよ」と言う顔には、大好きな恋人を謙遜するような満面の笑みを浮かべていた。
今年5月に放送された『メレンゲの気持ち』(日本テレビ系)で、日本のテレビ番組に初出演した道端三姉妹の兄・タロウ。モデルとして活躍する三姉妹と同様、スタイル抜群でイケメンの彼は、現在ヨーロッパを中心にファッション誌のカメラマンとして活躍しているという。そんな、容姿も端麗で、職業柄女性の扱いも慣れているという兄に、アンジェリカが“不思議な感情”を抱いてしまうというのも納得できる。番組中、何度もさんまが「ステキやね」とタロウのことを言っていたが、やはりそれだけ魅力のある人物なのだろう。
アンジェリカ曰く、「若いころは日替わりで彼女を変えていた」というタロウ。そんな兄に向かって妹は「(タロウが新しく連れてきた女性に対して)今日は○○ちゃんじゃないんだね?」などと口走っていたという。何とも強烈な一言だが、それも兄を想うがゆえの嫉妬だったのかもしれない。
現在、彼氏はいないと語っていたアンジェリカは、さんまに「お兄ちゃんみたいな人がいいんだ?」と言われると、少し戸惑いながらも「そうですね…」「優しい人がいいです」と答えていた。しかし、高身長のイケメンでヨーロッパを中心に活躍している優しいカメラマンなど、その辺の道端に落ちているものではない。アンジェリカの恋人探しは、まず“ステキな兄”という幻想を振り払うことが重要なのかもしれない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
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