「AKB48使用済み水着」ヤフオク出品騒動! ブルセラブームの火付け役は“おニャン子クラブ”!?

※イメージ画像:『さよならクロール<Type A>(通常盤)』キングレコード

 AKB48の渡辺麻友と島崎遥香が着用したという水着が『ヤフオク!』に出品され、ネット上で騒動になっている。事の発端は、6月19日16時30分すぎに出品された『AKB48 島崎遥香 着用 直筆サイン入り水着 本物 メッセージ有』と『AKB48 渡辺麻友 着用 直筆サイン入り水着 本物 メッセージ有』の2点。出品者によれば、ある芸能関係者から譲ってもらったらしく、雑誌撮影時に着用したものらしい。「どうせ偽者だろう」という声が大半を占めるなか、2万円前後でオークションは終了したようだ。結局、真偽のほどはあきらかになっていない。

 人気絶頂のアイドルグループだけに、こうしたニセモノらしきオークション事件は、たびたび起きている。2012年9月にも、SKE48松井珠理奈と松井玲奈の「使用済み水着」という商品が出品され物議を醸した。また、大島優子の「直筆サイン入り使用水着」、同様に篠田麻里子の「直筆サイン入り使用水着」が10万円で落札されたこともあった。今回もニセモノの可能性が高いと、関係者のなかでは意見が一致している。

「昨今のアイドルブームのせいか、偽造サインが横行しています。正直、芸能関係者から言えば、またかって感じですよ。もし雑誌関係者が、そういった水着を持っていたとしても一般人には絶対に譲りませんよ。だって、特定でもされたらクビですからね。はっきり言って10万も出して買う人の気がしれません」(芸能事務所関係者)

 そもそもオークションとはいえ、使用済み水着などを販売するのは違法ではないのだろうか。

「正直グレーゾーンですね。本人の許可がない点はマズイかもしれませんが、言ってみれば古着と変わらないわけですから。もし着用していたのが未成年だった場合は、完全に違法なのですが…」(中古ショップ店員)

 “使用済み”というキーワードを聞いて思い出されるのが、ブルセラショップ。90年代に一世を風靡したが、実はそのブームの火付け役となったのが『おニャン子クラブ』だという。

「当時、ブルセラショップで主力商品だったのがセーラー服とブルマです。購入する年代はほとんどが30代前後の男性でした。つまり、80年代に中高生だった層が、『セーラー服を脱がさないで』で見た光景が忘れられず購入していたようですね」(風俗系ライター)

 『おニャン子クラブ』は、秋元康氏が手掛けたという意味では、AKB48の姉貴分のようなアイドルグループだ。ちなみに、現在もマンションの一室などでひっそりと営業しているブルセラショップには、AKB48の衣装(着用したのはもちろん素人女性だが)も売られていた。秋元氏がプロデュースするアイドルグループはブルセラ業界と奇妙な縁で結ばれているようだ。
(文=中河原みゆき)

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