20日深夜、『内村とザワつく夜』（TBS系）で新企画「女心をくすぐるザワつくエスコート」が放送された。エスコートするのは、インパルスの堤下敦（35）、我が家の坪倉由幸（35）。「まだ彼女になっていない、気になる女性との初デート」というテーマで、実体験を元に本気のデートプランをVTRで披露した。
特に評判の良かったデートプランは坪倉のもの。坪倉の見せたエスコートに、ダレノガレ明美やラブリは、「最高！」「好きになっちゃう」と絶賛していた。では、いったい坪倉のデートとはいったいどんなものだったのだろう。
坪倉の提案したのは昼間レンタカーでデートしてから自宅に呼ぶというもの。昼間のデートを前ふりにして、家に連れ込もうという作戦だ。坪倉曰く「夕方の6時くらいに“このあとどうする？”と聞けば、女の子はもう少し遊びたいと思う」らしい。その言葉を引き出してから、自宅近くで借りたレンタカーを返さなきゃという理由で、「それじゃ家でご飯でも作ってよ」と誘う。ここまで自然な流れであれば女の子も疑わないものだという。
さらに坪倉は、自宅に着いたら、いったんレンタカーを返しに1人で外に出る。その理由は、女の子に1人の時間を与えることで、「化粧直しをできたりする」からだという。この坪倉のエスコートには、ダレノガレも大喜びで、「少しの時間でも本当にありがたい」「料理を作るにもレシピを確認したくなる」と絶賛していた。
さらに坪倉は、レンタカーを返してから家に戻る際は、鍵を持っているのにわざわざ相手の女の子に鍵を開けさせることで、彼女という意識を芽生えさせるという。昼間からのレンタカーデートには、ここまでの計算が含まれていると坪倉は語る。
そして坪倉は、夕飯を食べ終わると「眠くなっちゃった」とつぶやき、1人ベッドの中へ。心配になった女の子が様子を見に来たところで、いきなり抱きしめ、ゴールインというわけだ。一見、強引で、見え透いたデートプランに思える坪倉のエスコートだが、ダレノガレとラブリによれば、女心をよくわかっている最高のものだという。女性を落とすには、自然な流れで少し強引なくらいがいいのかもしれない。
とはいえ、ダレノガレといえば、以前『ヒルナンデス』（日本テレビ系）の中で坪倉に対して公開生告白をしているほど、坪倉のことがタイプだとして有名。坪倉のデートプランがどういったものでも、絶賛していた可能性はある。事実、坪倉の後にデートプランを披露した堤下のVTRには、「ムリ」「絶対イヤだ」と言い、「ぶっちゃけ堤下さんだから」と、プランどうこうより人物そのものを否定している。やはり女性にとって男を見極めるのに重要なのは顔や雰囲気ということなのだろう。悲しい現実であるが、坪倉のレンタカーデートは、自然な流れで自宅に呼べるという点で参考になる。気になる女性がいる男性諸氏は試してみてはいかがだろう。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）