ネトラレマニアの中で「矢口の離婚劇」が“完璧すぎる”と言われる理由

※イメージ画像:矢口真里『青春 僕/青春 俺』hachama

 芸能界に激震を起こした矢口真里の不倫騒動。新たな情報も少なく、徐々に話題の中心から外れ始めているようだが、いまだに盛り上がれる人種がいる。それが“ネトラレマニア”たちだ。

「ネトラレマニアの間では、矢口の離婚騒動は“完璧すぎる”と評判です。僕たちエロ作家が書きたくても書けなかったシナリオなんですよね。もはや矢口騒動以上のネトラレエピソードを作るのは困難とも言われています」(ネトラレ事情に詳しいポルノ系作家)

 何がそんなに彼らを興奮させるのか。一般人から見れば、ごくフツーの不倫騒動に思えなくもないのだが…。

「何言ってるんですか! 最高のネトラレシチュエーションですよ。何より良かったのが、“地方から帰ってくる日に限ってベッドカバーが新品になっている”という点です。その間、夫の中村昌也氏は、ずっと悶々と疑惑の念を抱いていたわけでしょう? これこそがネトラレの真骨頂です。しかも、間男の土下座姿を写メで撮るとこなんかもう…。最高傑作といっても過言ではないでしょうね」(前出・同)

 ネトラレという言葉自体は、世間的にも浸透しているが、実は誤解されている方が多い。というのも、ネトラレが定義するのは、あくまで妻や彼女などが“寝取られるまでのシチュエーション”まで。愛するパートナーが目の前で他の男とセックスしているシチューションに興奮するのは『ゼロフィリア(嫉妬性愛)』とされ、明確に区別されている。

 つまり、寝取られる行為そのものよりも、疑惑を抱いて胸を痛ませている期間だけが彼らの性癖というわけだ。

「この2つを混合している人は非常に多いです。ゼロフィリアの代表的な例がスワッピングですが、ネトラレは実際にプレイを伴う必要はありません。むしろ、不要といってもいいかもしれません。自分のパートナーが他の男に感じさせられているのが興奮するという人は、決してネトラレ好きではないんです」(前出・同)

 何とも不思議な性癖ではあるが、要するに“実は淫乱”という女性が理想らしい。いわゆるドMといえるだろう。そういった意味では明るいキャラクターとは正反対のふしだらすぎる不倫騒動を起こした矢口は格好のネタというわけだ。芸能界引退も囁かれる矢口だが、いっそのこと不倫暴露本でも出せば、思わぬファンから絶大な人気が得られるかもしれない!?
(文=中河原みゆき)

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