10日に放送された『ストライクTV』(テレビ朝日系)に歌手のSILVA(37)が出演。自称“イタイ女”であるというSILVAは、番組中、何度も大胆な発言を繰り返し、下ネタ全開のトークを披露した。
この日の番組内容は「イタイ男イタイ女SP」といったもの。そんな企画にちなんで呼ばれたSILVAは、番組冒頭から、現在特定の彼氏はいないと言いながら、「ハッキリしてない人が多い」「気の合うときに気の合うタイミングで…」などと、“セフレは常にたくさんいます”と取れる発言を連発。さらには、「近場はあんまり食べない」や「(SILVAを)食べたいな~っていうメールはよく来る」などと、自分も肉食だが、男からも言い寄られているということをアピールしていた。
そんなSILVAのストライクゾーンはかなり特殊なようで、年齢層は50歳から70歳くらいだという。以前、交際していた男性も70歳で、「クラブで声をかけられて」付き合い始めたらしい。最初にかけられた言葉が「オレとフィーバーしない?」だったというから、70歳とはいえ、相当ファンキーな男性だったのだろう。SILVAとすれば、そんなおじ様が可愛くてしょうがないのだという。
さらにSILVAは番組の中で男性の落とし方を語り、共演者たちを唖然とさせていた。歌手である彼女は、ベッドの中でことを済ますと、「こんな声は歌でも出したことないよ~」と甘えるというのだ。たとえ嘘でも、そんなセリフは男にとっては嬉しいもの。案の定、SILVAにそう言われた男たちは、少し照れながらも「本当~」とまんざらでもない笑顔になるという。
自らのことを“ドスケベ”だと言い、“イタイ女”だと自負するSILVA。1998年に歌手としてデビューした彼女は、当時から飾らない人柄とぶっちゃけトークで人気を集め、島田紳助(57)やユースケ・サンタマリア(42)とともに『すけスケシルバ』(フジテレビ系)などのバラエティ番組に出演している。2008年から3年ほどニューヨークに留学していたこともあり、一時表舞台から遠ざかっていた印象もあるが、近頃では『徳井と後藤と麗しのSHELLYが今夜くらべてみました』(日本テレビ系)などにも立て続けに出演しており、バラエティ番組での露出が増えている。
かつてテレビの歌番組に出演した際に、「ちょうど今彼氏とヤッテきたとこ」と発言したり、自らの自慰体験を赤裸々に語ったという伝説を持つSILVA。そんなキャラクターを売りにしていた彼女には、MUTEKIレーベルでの出演が噂されるほど。実際、MUTEKIに出演した“歌手S”とは鈴木早智子(44)だったわけだが、そんな噂が流れるほど、SILVAには性に奔放なイメージがあるのだろう。そして、そんな彼女の下ネタぶっちゃけキャラは今のバラエティに向いている。今のバラエティ界を席巻するオネエやグラドルにぶっちゃけキャラは多いが、アーティストというのはまだ少ない。人生経験を積んで説得力もある赤裸々な下ネタトークは、今後需要が増えるに違いない。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/)
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)