2006年、トリノ五輪にスノーボードハーフパイプ日本代表選手として参加し、現在はタレントとして活動する今井メロ。五輪の壮行会では本人作詞のラップ、通称“メロラップ”を披露し、その破天荒なキャラクターで、当時は一気に世間からの注目が集まった。さらに昨年9月に発売された自叙伝『泣いて、病んで、でも笑って』(双葉社)ではリストカットや自殺未遂、引きこもりの過去、二度の離婚やその間に子宝に恵まれるも第二子は未熟児だった…などの壮絶人生を激白。自身のブログでも同様の過去が語られ、その生き様が話題となっていた。
一方、タレント業としては、今年4月から放送されていたドラマ『ラスト・シンデレラ』(フジテレビ系)への出演を果たし、女優としての人生も歩み始めた。さらに、このドラマ出演と時期を同じくしてヘアヌード写真集『Mellow Style』(講談社)を発売。本の紹介文には「女優に転身する彼女が魅せた衝撃の初へアヌード」とあり、今後、女優業へ専念するための決意であることが分かる。
このようにいま、まさに女優としてのスタートラインに立った状態の今井であるが、すでにAV出演のカウントダウンが囁かれていると「東スポ」が報じている。女優としての決意を示した件のヘアヌード写真集が、皮肉にも今井のタレント人生を縮めてしまったかもしれない、というのである。
記事によれば、今井には今回の写真集のオファーの前に、映画出演のオファーがあり、そこで脱ぐというプランがあったのだが、写真集のほうに飛びついてしまったため、映画でヌードになる意味はなくなってしまったのだという。二児の母である今井はすぐにお金が必要だったのかもしれないが、その“自分を安売りした”選択のせいで、チャンスを逃した形になってしまったようだ。実際に、AVメーカー数社から今井のもとへデビューのオファーがあったことも明かされている。
「本人にとっては、決意のヘアヌードで女優業への覚悟を見せたかったのでしょうが、それが皮肉にも芸能生命を縮めてしまったようです。今井はタレント性よりも、ブログや本などで見せる壮絶な人生や、次に何をやるのかという期待感で世間からの注目を集めているところがあります。そんな今井がいきなりヘアヌードを披露してしまったら、もう次に切るカードがない、と思われるのも無理はないでしょう。写真集と映画のオファーが来た際に、早くお金が手に入る写真集を選んでしまったというエピソードが本当だとしたら、他に目立った仕事もない今、AV出演を決意する可能性は十分考えられるのではないでしょうか」(芸能ライター)
かつてリストカットや自殺未遂などの壮絶人生を語った公式ブログは現在、子どもの事を話題にした記事が目立つ。息子との2ショット写真や『もうすぐオムツが取れそう』などの文章の下に息子の写真を掲載するなど、将来的にママタレントとしての活動することも視野に入れたブログ内容なのかもしれないが、このブログで今井が、“AVデビュー”のお知らせをする日は、案外近いかもしれない。
(文=近藤チカゲ)