セクハラ騒動を否定した山岸舞彩アナ、策士といわれるウラの顔

※イメージ画像:『山岸舞彩 2013年カレンダー』トライエックス

 情報番組『NEWS ZERO』(日本テレビ系)の担当プロデューサーA氏が、同番組キャスターの山岸舞彩(26)らに対するセクハラ行為が原因で更迭された。だが、当の山岸アナは「セクハラを受けた認識はありません」とコメント。実際にA氏が担当を外されたことからもセクハラがあったのは間違いないはずだが、なぜこのような証言をするに至ったのか。そのウラには、計算高いことで知られる山岸アナの策略があったようだ。

 一部スポーツ紙がA氏の更迭をスクープした後、各メディアが追随してセクハラ・パワハラ行為の実態が徐々に明らかになった。それら報道や関係者の証言によると、A氏は打ち合わせや反省会などで山岸につきまとい、マンツーマンの手取り脚取り状態で密着。衣装チェックをする楽屋やメイクルームにまで入ってくる始末だったという。さらに、放送後に二人きりの反省会に誘うメールも大量に送っていたといわれる。山岸が誘いを断ると、A氏は「(同番組キャスターの)桐谷美玲や八木早希も僕と2人だけで反省会をやってきたから、キャスターとして成長したんだよ」と食い下がり、誘いの手を緩めなかったという。

 実際にA氏が女性キャスターとの“二人きりの反省会”を繰り返していたのかは不明だが、一部ではA氏と既婚者の八木アナが夜の街で目撃されたという情報も流れているようだ。

 迷惑しながらも誘いを上手くあしらっていた山岸アナだが、彼女がなびかないとなると、今度はA氏のパワハラが始まったという。

「あれだけしつこくつきまとっていたA氏が、突然態度を変えて山岸アナと目も合わせなくなり、完全に無視するようになった。山岸アナが仕事に支障をきたすほどA氏はコミュニケーションを拒絶するようになり、かなり彼女は困っていたようですね」(週刊誌記者)

 この段階で山岸アナは周囲にA氏のセクハラ・パワハラ行為を相談。その内容を「日刊サイゾー」がスクープし「週刊文春」(文藝春秋)などが後追いする形になった。これによって日テレ側はA氏の行為を無視できなくなり、更迭処分を決断するに至った。

 だが、A氏はプロデューサーの職を解かれたものの報道局勤務のままだという。

「A氏は目上の人間には媚びて、目下の人間には例え年上だろうが威張りちらすタイプで評判が悪かった。しかし、力のある人間に媚びへつらってきたことが功を奏したのか、人脈だけは局内随一。特に音楽界や芸能界に顔がきくため、ニュース番組をつくる上では欠かせない存在になっている。それもあって、全く関係ない部署に飛ばしたり解雇することができなかったのが日テレの情けないところ」(前同)

 A氏が報道局に居座り続けているのならば、山岸アナが「私自身はセクハラを受けた認識はない」とコメントするのも納得がいく。いつまたA氏が復権するか分からないのに、セクハラ被害を周囲に訴えた“主犯”として逆恨みされたらたまらないというわけだ。

 だが山岸アナのセクハラ否定発言の狙いは、それだけではないという。

「ワイセツ行為に近いようなものは別ですが、今回くらいのセクハラ行為は通常、社外に漏れることはない。社内で粛々と処分するだけです。それが世間に明るみになったのは、山岸アナに近い人物が意図的にメディアにリークしたという説が濃厚。それによって目障りな人物を追い落とし、自分は被害者として話題性や同情を集めることができた。さらにセクハラを否定することで、業界内で『面倒な女』というイメージがつくことも免れる。A氏を野放しにしていた日テレも悪いが、局側は彼女の手のひらで転がされたようなものですよ」(テレビ局関係者)

 NHKのロンドン五輪リポートの“ミニスカ実況”で一躍時の人となり、日テレへの電撃移籍も成功させた山岸アナ。キュートでセクシーな容姿とは裏腹に、その素顔は抜け目のない策士であるようだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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