【連載】本多圭のオトコとオンナの芸能恥話

体調が万全といえない志村けんを気遣うアノ女優

※イメージ画像:「志村魂」公式ホームページより

芸能取材歴30年以上、タブー知らずのベテランジャーナリストが、芸能界の裏側に横たわるオトコとオンナの深い業を掘り起こします。

 志村けん(63)率いる「志村けん一座」の第8回公演『志村魂「先(ま)づ健康」再び!』が6月27日の東京・天王洲の銀河劇場を皮切りに、8月4日の福岡・キャナルシティ劇場まで約1カ月間に渡ってスタートするが、昨年20年ぶりに舞台でコンビが復活した女優・いしのようこ(45)との関係が気になる。現在、志村は舞台稽古の真っ最中だが、3月に体調を崩した志村を気遣ういしのの健気な姿が目撃されているからだ。

 いしのは1985年にアイドル歌手としてデビュー。その後、フジテレビの志村の冠番組『志村けんのバカ殿様』に抜擢されたことで熱愛が噂された。当時、女性隔週刊誌「微笑」(祥伝社/すでに休刊)の記者だった筆者は、夜な夜な志村の東京・三鷹市にある自宅を張り込んだ。1週間ほど張り込んだ末に、いしのが深夜、志村の自宅に入って行く現場を目撃した。その後の取材で、2人は半同棲していることがわかったが、志村に結婚する気がなかったために、その後破局した。いしのと別れた志村は、その後、芝浦にある別宅でスッチーと同棲したが、彼女とも結婚もせずに莫大な慰謝料を取られて、別れた。

 そのことがトラウマになったのか(?)、以降、志村の結婚話は聞かなくなった。志村が冠番組に起用した優香、それに元AV女優のみひろや、最近ではAKB48の板野友美やモデル出身の菜々緒と噂になったが、志村と親しい番組プロデューサーから「志村は番組で使った女性タレントとは関係を持ちませんよ。遊び相手はキャバクラやクラブの若いねえちゃんばかり」という話を聞いた。番組に起用したタレントと深い関係になったのは、いしのだけだったのだ。それだけに、昨年、志村の座長公演でいしのと20年ぶりのコンビ復活に、復縁の噂が流れた。しかし、若い子好きの志村は40代半ばになったいしのに興味を示さなかったようだ。

 ところが、今年3月に不眠症が引き金になって、寝るために飲んだ酒で肝機能の数値が上がり、体調不良を訴えた志村。恒例になった6月からの座長公演も一時は危ぶまれた。志村の飲み友達によると、「座長公演は93歳になる志村の母親が楽しみにしているだけに、止めるわけにはいかないんです」とのこと。その母親は、昨年の公演でいしのとのコンビ復活を喜んだという。

 現在、志村は舞台公演のハードな稽古の真っ最中で、体調が万全といえない志村を周囲は心配しているが、それ以上に志村の体調を傍らで気遣っているのはいしのだという。体調を崩して以降、節酒に努めて、お姉ちゃん遊びも控えているという志村。高齢の母親のためにも、1カ月以上にわたる長期公演でいしのとの復縁が実現することを期待したい。
(文=本多圭)

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