オフィシャルブログより
16日に放送された『アウト×デラックス』（フジテレビ系）に、「市川海老蔵が好きすぎる大女優」として大谷直子（63）が出演。ファンというよりも熱い乙女の恋心を吐露した。
番組冒頭、MCの矢部浩之（41）に、「結婚したんでしょ？ 体によくないじゃない」と、いきなりタバコをやめるよう忠告した大谷。そんな言葉をかけられた矢部は、大谷の言葉に圧倒され「もうやめます」としぶしぶ禁煙宣言するハメに。しかし、その後「市川海老蔵が好きすぎる大女優」と紹介されると、大谷は、海老蔵の魅力について熱く語りだした。
30歳近くも年を離れている海老蔵だから、「もう手を出しても届かない」「諦めている」と、逆に堂々と好きだと宣言できると語りだす大谷。しかし、矢部やマツコ・デラックス（40）が、「そんなことないですよ」と言うと、まんざらでもない様子で、「もし私が40歳くらいで嫁候補の年齢なら黙ってない」と急に強気の発言。さらに、海老蔵の結婚時には、「ショックだった」と素直に言い、妻の小林麻央（30）に向かって「どうせ“私のもんでしょ”とか思ってるんでしょ」と淡い嫉妬心を滲ませて語っていた。
そんな大谷の発言が番組で放送されると、すぐに当の海老蔵も反応。つい最近始めたばかりで、ネットニュースでも話題になった公式ブログ「ABKAI市川海老蔵ブログ」で、「ありがとうございます。大谷直子様」と題したコメントを投稿した。
「この間は、ありがとうございました。とてもすてきな時間を頂戴しました。またお会いするのを楽しみにしています」と、番組中、大谷はプライベートで会ったことはないと言っていたが、収録後に会っていたことを示唆する内容を記した海老蔵。収録と放送の間に、関係者の計らいによって、2人が面識をもったのだろう。今年3月に放送された『徹子の部屋』（テレビ朝日系）でも、大谷は海老蔵への熱い気持ちを語っている。大谷のラブコールが、すでに海老蔵の耳にも届いていても何ら不思議はない。
とにかく海老蔵の「芸が魅力」と語る大谷。自身がガン宣告を受けた際でも、生に執着することなどなかったが、彼の芸を目にすると自然と涙があふれ、生きることへの原動力になったと海老蔵の芸を評価する。そこまで言われた海老蔵とすれば、ブログで反応しないわけにはいかなかったのだろう。投稿前後のブログを見ると、どうやら外出中であったようだが、しっかりと番組はチェックしたようだった。
さらに大谷は、一連の騒動（2010年の暴行事件）のときでも、「不謹慎ですけど」と前置きしながら、連日放送されるワイドショーで海老蔵の姿が映って「嬉しかった」という。そんな大女優から熱烈なラブコールを受けて、さぞ海老蔵も嬉しいに違いない。ブログでの早い対応がそれを物語っている。まだまだダークなイメージの付きまとう海老蔵だが、大谷のような存在は、イメージ回復に追い風となる。そんなファンためにも、さらに芸を磨いて、ゆくゆくは「人間国宝」を目指して欲しい。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）