本当はダメ男、それともオネエ!? 大沢たかおの変人ぶりにア然

※イメージ画像:『uomo 2013年6月号』
集英社

 4月26日から公開中の映画『藁の楯』(ワーナー・ブラザース)の宣伝のため、近頃頻繁にバラエティに出演している俳優の大沢たかお(45)に妙な噂が流れている。寡黙なイケメンのイメージが強かった大沢が、実は「オネエ」なのではないかというのだ。

 ネット上で「もしかしてオネエ?」と話題になったのは、28日に放送された『おしゃれイズム』(日本テレビ系)でのこと。大沢の仕草や表情が「実にオネエっぽい」のだという。確かに、司会の上田晋也(42)にツッこまれると頬を膨らませ、顔を両手で隠す仕草を見せる大沢。まるでローラ(23)のようなこの仕草、確かにオネエというか少女っぽい。おまけにドカッと股を開いてイスに座らず、膝をそろえて腰かける姿はどこか女性らしく、手つきもしなやかで、どこか上田に甘えているような態度も含め、確かにオネエっぽかった。

「1999年に歌手の広瀬香美(47)との結婚の際には、お互いにゲイとレズを隠すための偽装結婚ではないかなんてことが噂されましたね。しかし、広瀬さんとの離婚後、彼女は外国人男性と再婚。大沢さんも綾瀬はるか(28)さんとの熱愛がありましたし、やはりゲイではないようです。ただ、仲のいい俳優仲間やスタッフとはスキンシップも多く、普通にハグしあったりするようです。そうした一面が彼のゲイ疑惑を強めているのかもしれませんね」(業界関係者)

 オネエ疑惑のほかにも「なんかちょっと変じゃない?」とファンをソワソワさせたのが、数々の間の抜けたエピソードだ。たとえば大沢は、「朝に顔を洗うのは気合を入れるためだと思っていた」そうで、朝から気合を入れる必要はないと考えていた彼は、朝の洗顔をしたことがなかったというのだ。さらに、タルタルソースが異常に好きだそうで、エビフライを「タルタルを食べる棒」だと認識していると語り、「もちろんエビが食べ物だとは知っているけど、それ以上にタルタルが好きすぎる」と熱弁していた。

 偏食家でもあり、日に2回は肉を食べ、1月近くも連続で焼肉に通うこともあるという大沢。そうしたエピソードを語る彼からは、何も取り繕うことなく自分のやりたいことをやり、自然体で生きているという印象が漂う。俳優デビューのきっかけも、就職するのも面倒だし、何となくビッグになりたいからという理由で芸能界に入ったことだという。まさに彼はこれまでの人生を自然の成り行きで過ごしてきたようである。それであそこまで成功して、スタイルもよく、顔も格好いいのだから、何とも羨ましい限り。ゲイ疑惑くらい、彼にとっては何でもないことだろう。

 また、29日に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)では、バラエティ番組に本格出演するのが初めてといいながら、歴戦の芸人たちと即興コントをやり遂げるなど、カンのよさも見せていた。さらに大沢は、モデルから俳優に転身する間の1年間ほどは、無職でパチンコをやったり人に金を借りて「じっとしていた」という過去もあけすけに語り、ダメ男ぶりを披露。バラエティらしいトークを見事に展開して、バラエティに順応できる器用さをかねていることを証明した。

 そもそも俳優に興味などなかったという大沢は、「今でも一生懸命にやるだけ」と言い、その面白さについては、未だにわからないという。だが、「セリフを覚えようとしたことはない」と語る彼は、「台本を読んでいるうちに自然と入ってくる」とも言い、役に入ることでセリフは自然と出てくると俳優への適正を語る。まさに生まれながらにしての俳優ということだろう。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

men'sオススメ記事

men's人気記事ランキング

men's特選アーカイブ