著:林下清志/主婦と生活社
テレビ朝日系で放送されている『痛快!ビッグダディ』。林下家の長、“ダディ”こと林下清志さん率いる大家族を追った、人気ドキュメンタリー番組だ。ダディは一昨年、年下で5人の子持ちシングルマザー・美奈子さんと再婚。ほどなくしてダディとの娘も誕生し、総勢16人家族に。ダディの子どものうち4人は離れて暮らしているが、香川・小豆島で接骨院を営むダディのもとで美奈子さんと子ども10人が暮らしていた。
しかし、この新婚生活は長くは続かなかった。これまでの放送では、昨年4月に離婚するかでモメたものの、結局美奈子さんが『清志さんについていく』として和解に至っていたのだが、同年10月に『別居』騒ぎに。ところがこれは、離婚を巡っての別居ではなかった。ダディが「それぞれの子どもたちが気を遣わなければならないから」として別居を切り出していたのである。前妻の子どもらが、前妻や、かつての前妻の連れ子だった3つ子たちの話をするのが憚られることを問題視しての別居の提案だったようだ。
ダディは家族で住んでいた土庄町の家から、自身の子どもらと美奈子さんの長男を連れ、経営していた接骨院の2階に転居。美奈子さんと残された子どもらは土庄町で生活をするという不自然な別居生活を送っていた。
一般市民である林下家の別居騒動だが、番組だけにとどまらず週刊誌も取り上げる騒ぎとなり、今月21日の放送を前にして16日発売の「女性自身」(光文社)が、最新作の放送で最終回になることやダディが書籍を出版することなどを報じた。同誌はその前にも、すでにダディが生活の拠点を小豆島から岩手・盛岡に移している事やふたりが離婚した事を報じている。それだけでなく、Twitter上では盛岡でのダディ目撃情報などがつぶやかれており、放送前から離婚と別居は半ば公になっている状態であった。
「21日の放送では、報道やネットでの目撃情報の通り、ダディと美奈子さんは離婚。ダディ一家は盛岡に、美奈子さんとその子どもらは宮崎・日南市へ移住、一家離散となりました。ダディは盛岡で就職活動をしていましたが結局就職が難しく、自宅でほねつぎ屋を開業。香川での接骨院開業前も、隠岐郡海士町での就職と移住を目論んだものの叶わなかった、それと同じ流れとなっています。かたや美奈子さんは日南市に移住してみたものの保育園の空きがなく、昼間の仕事ができず夜にスナックで働くなど、ドタバタな離婚劇が繰り広げられていました」(エンタメ系ライター)
離婚してそれぞれの道を歩み始める事となった夫婦だが、今月26日に書籍『ビッグダディの流儀』(主婦と生活社)を出版するダディに続き、美奈子さんも5月2日に『ハダカの美奈子』(講談社)を出版することを東スポが報じた。書籍の内容紹介には「人気番組『ビッグダディ』影の主役、ダディの妻・美奈子が明かすDV、離婚、タトゥー…ダディも知らない衝撃過去を赤裸々告白」とある。美奈子さんはこれまで「モバゲー」の日記や「プログ」で、15歳で初めてカツアゲしたことや、教師を殴った事、窃盗や器物損壊、不法侵入で警察のお世話になった事などを明かしており、書籍にはそれらの過去が綴られる可能性が高い。東スポ記事によれば、これはタレント活動を見据えての出版であり、さらには極秘でヌード撮影も行っているというのだ。
「6人もの子どもを産んだ美奈子さんですが、そのダイナミックボディと巨乳はテレビ放送でも広く知られています。マニア受けを狙ったぽっちゃり経産婦ヌードは、著作で明かされるこれまでの壮絶な人生も加わって、かなりの話題になることは間違いないでしょう」(同)
過去を赤裸々に綴った書籍の出版、そして覚悟のヌードは、シングルマザーとしてこれから6人の子どもを育てていくという覚悟と気迫が伝わってくる。同性からの支持も得られるかも?