3月に妊娠と結婚を公表した仲里依紗と中尾明慶に続き、4月2日には堺雅人と菅野美穂が入籍。先日、妊娠3カ月の西山茉希と早乙女太一も6月に結婚することを発表するなど、最近相次いでいる芸能人同士の結婚。かねてから交際が伝えられていたカップルもあれば意外な組み合わせもあるが、おめでたいことに変わりはない。
我々一般人にとっては夢のまた夢ともいえる芸能人との結婚。もしできるとしたら、理想の相手は誰だろうか。ファッション雑貨の輸入卸商社・ウエニ貿易が結婚願望のある男性（20～39歳）を対象に「結婚したい芸能人」を聞いたところ、1位はダントツで綾瀬はるか（20.1％）が輝いた。2位は宮崎あおい（9.5％）、3位は優香（8.7％）、その後に仲間由紀恵（8.4％）が4位、眞鍋かをり（6.7％）が5位に続いている。
綾瀬は主演している大河ドラマ『八重の桜』（NHK）が視聴率15％以下で浮き沈みしており「伸び悩み」ともいわれているが、その人気は相変わらず。「明るくて、一緒にいて楽しそう」「癒されそう」といった回答があるなど、パートナーとしても強い支持を集めている。やはり、結婚となると恋人や愛人と違って落ち着いて暮らせるようなイメージの方がいいかと思いきや、そうでもないようだ。
「宮崎と眞鍋が上位に入っているのが意外ですね。宮崎は元夫の高岡蒼佑とドロドロの離婚劇を繰り広げる前ならわかりますが…。あれによって宮崎もV6・岡田准一との不倫が疑われ、さらに大手広告代理店の関係者との“第二の不倫疑惑”まで暴露されましたからね。あれで彼女の純朴なイメージや貞淑な妻という構図は崩れ、ネット上でも『裏表がありそう』『やることやってんじゃん』などの声が噴出しました。眞鍋にしても、事務所移籍のゴタゴタが長引いた後はTwitterで自らを『変態三十路女』と称し『授乳されたい人、一列に並べ。』などのエロツイートを連発。ルックスもネット上では『劣化が激しい』と言われていますし、現在交際しているといわれる吉井和哉はバツイチ子持ち。どちらも“理想のお嫁さん”という像とはちょっと違う気がするのですが…」（芸能ライター）
ネット上では「なんか4～5年前の顔ぶれって感じだな」という声もあるが、これは対象が20～39歳と限定されていることも関係しているのだろう。10代などに拡大されていれば、堀北真希や新垣結衣、石原さとみといった若手女優の名前が上位に食い込んできてもおかしくないはずだ。ちなみに、壇蜜と芹那といった最近メディア露出の多い2人もランキングに入っているが、それぞれ11位と12位に終わっている。
「AKB48で唯一ランクインしている篠田麻里子（8位）はAKBグループの運営管理会社『AKS』の窪田社長との“関係”がウワサされましたし、10位の真木よう子も瑛太や長塚圭史との不倫疑惑が持ちあがるなど、スキャンダラスなイメージがついてまわっています。それに、篠田はAKB48最年長者として他のメンバーたちに尊敬されると共に“恐れられる”存在。特に昨年のシングル選抜総選挙で、後輩を鼓舞した『つぶすつもりで来てください』というスピーチ以降は、怖さに拍車がかかりましたね。真木は、人気や知名度があるにもかかわらず、作品内容に納得すれば脱ぐことも厭わない、いわゆる根っからの女優で、“家庭的”といったイメージからはほど遠い。真木、篠田の両人とも“仕事ができる・強い・カッコイイ”といった言葉で語られることも多く、“結婚相手”と言われるとピンとこないところがあります」（同）
今回「結婚したい芸能人」として、スキャンダルで世間を騒がせた女優やタレントが意外なランクインをみせたが、ネット上で大きく語られるゴタゴタは、一般的な感覚では“それほど気にすることではない”という証なのかもしれない。もちろん、決定的なものではなく“疑惑”止まりであれば、の話だが…。
（文＝津本ひろとし）