シーズ情報出版
今年も4月から大学生や新社会人になり、地方から東京(あるいは首都圏)に引っ越してきた若者がたくさんいるだろう。東京は何かと誘惑の多い街だが、風俗もそのひとつ。せっかく東京に来たからには大いに楽しんで欲しい。しかし、最低限の知識がないとガッカリさせられることも少なくない。ということで、フレッシュマンのために風俗での遊び方の基本を解説してみたい。
まず、風俗は「ヌキ系」と「非ヌキ系」に大きく分けられるが、ヌキ系は性風俗であり、非ヌキ系はキャバクラに代表される飲み屋である。非ヌキ系で気をつけたいのは、ここ数年流行のガールズバーだ。東京だけではなく、各地で摘発される例が増えている。真っ当な店は“バー(飲み屋)”だから問題はないが、中には女の子による過激なサービスを売りにしているところもあり、そういう店は摘発される危険性がある。料金もオプションだらけで総額は高くなる。
ヌキ系にデビューするなら、ピンサロがおすすめだ。サービスはフェラと手コキというライトなものだが、5,000~6,000円でとにかく安くて手軽だ。指名料は2,000円くらいだが、絶対にケチってはいけない。店によっては想像をはるかに超える熟女かポッチャリ系が出てきてしまう。
少し懐に余裕がある人はヘルスに行こう。フーゾク歴27年の夕刊紙記者はこう話す。
「風営法改正以来、東京でも店舗型のヘルスが少なくなり、今はデリバリー系が中心です。デリバリー系にはホテヘルとデリヘルがあり、ホテヘルは受付所で写真指名ができ、そこでお金を払ってから近くのホテルに行きます。デリヘルは自宅やホテルに女性を派遣してもらうのですが、指名はネットで写真を確認してからします。デリの場合、電話で金額や交通費やサービス料、オプションなどをしっかり確認しましょう。女の子は写真を見て選んだからといって、写真通りの子とは限らないのがこの世界。当然だが写真はその子が一番きれいに写ったものを使用している。2割程度の許容範囲を持った方がいい。逆に3サイズは3割り増しと心得よう」
とはいえ、あまりに違う場合はチェンジということになるが、女の子のチェンジは可能かどうか、これも電話で確認しておこう。
「最近はネットで情報を取る人が多いが、掲示板には『地雷』『基盤(木番)』『円盤』などの隠語が踊っている。簡単に解説しておくと、地雷はルックスに問題がある子、やる気のない子、サービスの悪い子です。基盤(木番)というのは本番行為のことですが、ホテヘルやデリヘルでは本番は禁止されています。ネット上で、本番→木番→基盤と書き方が変化しました。そして、別料金を取って本番をする女の子もいますが、それが円盤です。これも禁止行為です」
くれぐれも掲示板の書き込みを鵜呑みにして女の子に本番を強要するようなことはないように。最悪の場合、警察行きだ。
風俗として昔からあるオーソドックスなものとしては、ソープランドがあるが、これは今さら解説するまでもないだろう。東京の「吉原」が全国的に有名だが、念のために言っておくと、吉原という地名は今はどこにもない。具体的には、台東区千束4丁目一帯が昔からの名残でそう呼ばれている。最寄り駅は、JR鶯谷駅か地下鉄三ノ輪駅である。
新種の風俗についても説明しておこう。
「洗体エステなどのマッサージ系はここ数年でかなり増えました。基本的に女の子へのおさわりはなしで、全身マッサージの後のフィニッシュは手コキが一般的です。それから、手コキ専門店とうのもあり、20分3,000円~とピンサロよりもさらに格安のライト風俗です」
風俗情報サイト『MAN-ZOKU』編集部の丹田編集長は風俗の醍醐味、楽しみ方についてこうアドバイスする。
「手コキやオナクラ(オナニークラブ)のようなライト風俗の場合、ルックスだけで女の子を選ぶのもアリですが、ヘルスやソープは女の子のサービスを味わうところですので、その点も考えて指名して欲しいですね。実際、ルックスは抜群だけど、サービスはイマイチという女の子がいますので。ルックスもサービスも満足させてくれる女の子を見つけるには、ある程度場数を踏む必要があるかもしれません。手っ取り早いのは、お店の従業員と仲良くなることでしょう。そうすれば、本当に良い子を紹介してくれますし、新人の子が入店したときもいろいろ教えてくれるはずです」
奥が深い風俗の世界。東京は全国一風俗店の多い街でもあり、店選びも大変だとは思うが、あせらずにお気に入りを見つけて欲しい。
(文=上条泡介)