世の中に数多くのバイブが出回っている。が、そのどれもがフォルムに差異はあれど、どれも目新しい特徴のない商品が多い。「既成概念を覆す」ような新たな商品はないのだろうか。そんな思いを抱いていると、日本初の新機能を持つハイテクバイブが発売されたと情報が入った。そのバイブこそ、都内を中心に全国各地にアダルトグッズ販売店を展開しているワイルドワンが開発・発売している『WITH SMOOTH』だ。誰もが驚嘆するバイブの新機能とはどのようなものか。さっそく、その新機能の秘密を知るべくワイルドワンの広報であるA女史に話をおうかがいした。
──この「WITH SMOOTH」に、今までにない機能が付いていると聞いたのですが、どのようなバイブなのでしょうか。
「この『WITH SMOOTH』は、本体とグリップが別々に振動するバイブレーターです。本体を挿入して使うもよし、グリップ部をローターのように接触させるもよしの一本で2度美味しいバイブなんです。新機能として、本体の3箇所にタッチセンサーを設置しました。スイッチで通常モードとの切り替えが可能で、タッチセンサーモードを起動させ、挿入してから力を入れ膣を締めると、その触れた箇所が震えるようになっているんです」
──タッチセンサー！ すごいですね。なぜこのようなハイテクバイブを開発するにいたったのでしょうか？
「一昔前と違い、世の中に星の数ほどのバイブが存在します。しかし、そのどれもがサイズ、フォルムなどに差はあっても、スイッチを入れるとスイング、震えるというありきたりなパターンのものばかりです。『WITH SMOOTH』は、そんなバイブには飽き飽きし、新たな刺激を追い求める人もいるのではないかという考えの末、出来上がりました」
──確かに力をいれれば、より強く快感を得ることができるというのは新しいですね。また、このマンガに出てくる光線銃のような流線型のフォルムも近未来的ですね。
「男性は、必ず銃を構えるように持ちますね（笑）。このフォルムは、人気のLELO
、SWANに代表される高級海外製バイブをモチーフに設計されたんです。素材もそれらと同様に医療製のシリコンが用いられています。海外では、アダルトグッズを日常生活に溶けこませることがトレンドで、淫靡なフォルムをしたものではなく、スタイリッシュな商品を好む傾向にあるんです。やっぱりひと目でアダルトグッズのそれとわかるものを持っているのには抵抗があるのでしょう」
──確かに最近業界ではその傾向は強いですね。ですが、海外製バイブといえば、1万円を超える高級品もあります。こちらもハイテクな分、値段が高いのでは？
「『WITH SMOOTH』は、なめらかな刺激をいつまでも一緒にという願いを込めて命名しました。なのでいつも気軽に手に取っていただけるように、通販では価格を海外製の高級バイブの半額ほどに抑えています。憧れだった高級バイブを手に入れたいという人たちは、ぜひ購入を検討してもらいたいです」
──なるほど。しかし安かろう悪かろうとも言いますし、もしかしてハイテクバイブゆえに電池の消耗が早いなんて欠点があるのでは？
「そんなことはないですよ。本体に直接充電するタイプで、2時間でフル充電でき、6時間は連続稼動してくれるんです。待機時間も100日間と長期間放置しておいてもすぐに使えるんです。充電はUSBケーブルを介して行います」
──非の打ち所がないですね。ですが、なぜコンセントからの充電ではなく、USBなのでしょうか？
「パソコンが一般家庭に十分に普及しているからですね。パソコンを使いながらスマホを充電するのと同じように『WITH SMOOTH』も充電してもらいたいと考えているんです。それが習慣になれば、日常生活に溶け込んでいるっていう証拠になりますよね？」
バイブ『WITH SMOOTH』のことを誇らしげに教えてくれたAさん。『WITH SMOOTH』は、グリーンとピンクの2色パターンで展開されており、ワイルドワンが先日オープンさせた『THE VIBE BAR』にもすでに設置されているという。気になった人は、『THE VIBE BAR』をおとずれて、見て触って、『WITH SMOOTH』が持つ新機能を体験してみてもいいかも!?
（文＝木嶋陽介）
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