「私は洗脳されてない!」2年ぶりにテレビに登場したオセロ・中島知子が語った騒動の真相

※イメージ画像:『三年身籠る』東映ビデオ

 療養のため芸能活動を休止していたオセロの中島知子(41)。28日に所属事務所「松竹芸能」を退社したことが明らかになっており、オセロは事実上の解散が決定的となった。家賃滞納、自称占い師による洗脳騒動など多くのトラブルを巻き起こし、脱洗脳治療を受けていたといわれる中島だが、先日も出版社の某社長に「(占い師を)歌手デビューさせたい」と懇願したと伝えられ、報道内容をめぐって日本テレビ系の情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』に抗議の電話を入れたともいわれている。

 一部で「まだ洗脳が解けていないのではないか」とささやかれている彼女が、29日にテレビ朝日系の情報番組『ワイド!スクランブル』に録画出演し、騒動の真相を告白した。

 テレビ出演は約2年ぶりで、約2カ月間の入院生活から戻ったばかりという中島。久々にテレビカメラの前に現れた彼女は、一時の激太り状態から完全に体型を戻しており、活動休止前とあまり変わらない容姿になっていた。

 洗脳騒動について質問された中島は「意味が分からないです。されてないですし」と、占い師によるマインドコントロール説を完全否定。「(洗脳の)専門的なことってジャンルがあるとしたら、そこに関しては素人なんでよく分からないんですけど」と前置きした上で、「仲良くしてた友達が占いをしていたというだけ」と語った。

 一部報道では、占い師の指示で焼き肉など高価な食事ばかりしていたことが原因で激太りしたとも伝えられた。また、占い師に財産をむしりとられて無一文になったという報道もある。だが、それに関しても中島は、「(占い師から)別に言われたわけじゃない。むしろ私の散財に付き合ってもらっていた」と説明。高額な収入がありながらもお金を使うヒマがなかったという中島は、たまの空いた時間に「せっかくだから良いものを食べよう」「旅行に行こう」と思い、散財を繰り返していたという。

 占い師に財産を差し出したという報道も否定しており、自ら「金使いが荒い」と明かした上で「逆にお金を借りていた」とも告白。手持ちの金がない時に買い物をしたくなった場合は占い師に借金をしていたらしく、それが同居生活に結び付いたとも明かしている。徐々に占い師からの借金がたまっていった中島は「お金で返すのはいやらしいから家賃で返そう」と考え、毎日のように一緒に遊んでいることもあって「一緒に住んでほしい」と占い師に提案したとのことだ。中島には「仲良くなると一緒に住むクセ」があるらしく、それも同居の大きな要因となったようである。

 とはいえ、推定年収7,000万円といわれた中島が家賃を滞納するまで困窮したとなれば、やはり占い師の関与が疑われるところだ。しかし、中島は「(買い物で)服に一回で350万円とか使っていた」と異常な散財ぶりを明かし、「(自分は)がめついんで他人にお金を渡すことはない」と断言。この頃、激太り状態になっていた中島は人目を避けるようになり、買い物などの手伝いをしてもらうために占い師の親族を同じマンションに呼び寄せたという。

 突然休養した原因に関しては、仕事上で大きな悩みがあったと告白。仕事のことで事務所と話が合わなくなり、コンビであるにも関わらず相方の松嶋尚美(41)が独立したことも考えるところがあったという。仕事や自身のことを考える時間がほしくなり、休むための強引な手段として閉じこもり生活を選んだようだ。

 マインドコントロール説をキッパリと否定した中島。彼女に脱洗脳治療を施したと報じられた脳機能学者の苫米地英人(53)と初めて対面した際も、苫米地が同席した関係者に「彼女はマインドコントロールされていない」と語っていたと中島は証言している。中島が洗脳されたという報道は本当にメディアの誤報だったのだろうか。

「周囲の関係者によると、確かに中島はマインドコントロールされた状態ではなかったようです。しかし、精神的な問題を抱えているらしく、それが異常な行動につながっていたと推測されています」(マスコミ関係者)

 精神的な問題の原因と考えられるのは、中島本人が語った事務所との軋轢、そして相方・松嶋の独立。それとは別に、もともとの大きな原因としては大物歌手Iとの不倫も思い浮かぶ。これらの不安要素が中島の精神を蝕み、激太りや家賃滞納などの騒動につながったということだろうか。しかし、洗脳されていないにしては、中島は「信頼できる友人」「巻き込んで本当に申し訳なかった」と占い師を異常に擁護している。やはり、占い師への執着を感じざるを得ないが…。

「中島は最愛の大物歌手Iにもてあそばれ、仕事でも事務所や相方に不信感を抱いたことで、信頼できる人間が周囲にいなくなった。その反動として、唯一信頼できる友人の占い師に依存してしまったのでしょう。洗脳はされていなくとも、この依存状態からは抜け出せておらず、それが執着を感じさせる言動につながっている」(前同)

 今後については「すぐにでも復帰したい」と芸能活動再開に意欲を見せている中島。とはいえ、このような形で大手事務所を辞めた彼女に救いの手を差し伸べるまともな事務所は皆無だろう。お金がないのか復帰を焦っている様子だっただけに、怪しげな業界ゴロに食い物にされないか心配である。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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