フジに続いて日テレも!? 浅田真央のネガティブキャンペーン疑惑

 カナダで開催中のフィギュアスケート世界選手権で14日、女子ショートプログラムが行われ、3年ぶりの優勝を狙う浅田真央(22)とバンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ(22=韓国)の直接対決が注目を集めた。浅田はジャンプのミスが響き62.10点の6位と出遅れ、一方のキム・ヨナは安定した演技で69.97点の首位につけた。この結果は本日朝の各局ニュース番組で速報されたが、日本テレビ系『スッキリ!!』の報じ方に対し、ネット上で「浅田に悪意がある」と批判が殺到している。

 同番組では、結果を伝える前の煽りとして浅田とキム・ヨナの写真を並べて表示したが、両手を広げたフィニッシュのポーズをとっているキム・ヨナに対し、浅田はジャンプ中の引きつった“変顔”。他にも数枚の写真が表示されたが、浅田は綺麗に写っているものが一つもなく、取り上げられた時間もキム・ヨナに比べて極端に少なかった。この扱い方に対し、ネット上では「真央ちゃん可哀想すぎる」「もはやイジメだろ」「韓国びいきが露骨すぎて引くわ」「日テレまでフジの真似をしだしたか」などといった番組への批判が噴出。番組がキム・ヨナびいきであるかどうかにかかわらず、「女の子の変顔をこれみよがしにテレビで写す感覚が異常」といった声もあった。この騒動は韓国でも話題になっているらしく、一部現地メディアは「日本のフィギュアスター、浅田真央の敵は内部にいた」などと伝えている。

 浅田とキム・ヨナをめぐる報道に関しては、フジテレビの報じ方も以前から批判されていた。昨年12月に放送された『すぽると!』で、NRW杯で1年8カ月ぶりに復活優勝したキム・ヨナを大々的に特集。その際に直前にISUグランプリファイナルを4年ぶりに制した浅田真央を引き合いに出して、格の違う大会であるにもかかわらず浅田の合計得点196.80をキム・ヨナが上回った(合計得点201.61)と報道。さらに、キム・ヨナの復活度はまだ70%であると解説した。この番組構成に多くのファンが憤慨したが、浅田の所属事務所「IMG JAPAN」も報道に厳重抗議し、一部では「浅田がフジに絶縁状」とまで報じられた(事務所側は否定)。

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