昨年2月、突然のデキちゃった結婚を発表して世間を騒がせた赤西仁(28)と黒木メイサ(24)。美男美女の人気者同士の結婚だったが、その後の明暗は夫婦間でクッキリと別れている。メイサは長女出産から5カ月後、NHK大河ドラマ『八重の桜』の撮影に参加して本格復帰。所属芸能事務所もメイサの復帰に力を入れており、大河出演に際して主演でもないのに記者会見の席をもうけるという異例の措置をとった。一方、無断でデキ婚したことでジャニーズ事務所の怒りを買った赤西は、予定していた全国ツアーなどがペナルティとして全面中止となり、いまだに復帰のメドが立っていない。
出産から昨年12月中旬まではメイサの実家がある沖縄で一家は過ごし、その後は東京に家賃60万円ほどの3LDKの新居を構えている。一部女性誌などでは、飼い殺し状態で仕事のない赤西が専業主夫化し、イクメンとしてメイサを支えていると報じられた。経緯には多少の問題があったにせよ、夫婦が役割を分担して家族3人で新生活を楽しんでいると思われていた。
ところが、発売中の「女性自身」(光文社)が、赤西がイクメンになりきれず、メイサが娘を実家に預ける事態になっていると報じている。記事によると、実家があった沖縄での生活とは違い、東京では赤ちゃんを預けるほど信頼できる友人がおらず、メイサは思い悩んでいたという。産後5カ月で早くも復帰したメイサは、時間的にも体力的にも赤ちゃんの面倒を十分に見ることは不可能。赤西も自分のやりたいことや復帰に向けた準備があるらしく、育児を優先させることができず、結局は実家の世話になることになったようだ。
「当初は『夫婦で力を合わせて頑張ろう』と誓い合い、赤西はイクメンとしてしっかり子育てをしていました。しかし、メイサの順調な復帰に触発され、赤西はジャニー喜多川社長に直筆の手紙を送るなどして復帰に色気を出してきている。ジャニーズだけでなく、音楽関係の人脈にも復帰に向けた根回しをしている最中のようです。そうなると、赤ちゃんの面倒ばかり見ていられなくなる」(芸能関係者)
理由はこれだけでなく、赤西の遊び好きも関係しているようだ。
「クラブ遊びが大好きだった赤西ですが、結婚後はさすがに控えるようになった。その代わり、友人たちを新居に集めて朝まで大音量で音楽を流し、パーティーをしているようです。とても赤ちゃんを育てるような環境ではない」(前同)
同記事によると、メイサが赤ちゃんを迎えにきたのは2月上旬。遠く離れた沖縄の実家に約3週間も愛娘を預けっぱなしだったことになる。しかも、娘を預ける時も迎えにくる時も来たのはメイサのみで赤西の姿はなかったという。こうなると単なる子育て問題だけでなく、夫婦関係に亀裂が入っているのではないかと心配になるが…。
「実家が近くにある沖縄での生活が安定していた分、東京での新生活はメイサにとってギャップが大きかったようです。今まで子育てを担当していた赤西が頼りにならなくなってしまったら、仕事を犠牲にするか実家に頼るか…今後は東京でベビーシッターなどの育児サービスを利用していくかもしれませんが。赤西の復帰は今もメドが立っていないわけですし、子育てのためにメイサが仕事をセーブできる状態でもありません。赤西の身勝手さが顕著になってきたことで、メイサは親しい友人にグチをこぼし、結婚生活に疑問を抱くようになったようです。一部記者の間では、離婚秒読みとの声まで上がっています」(週刊誌記者)
メイサのイメージからすれば、離婚したところで仕事に大きな影響はないだろう。それだけに一度夫に愛想を尽かしてしまったら、一気に離婚の流れになってしまう危険性もある。周囲の大反対を押し切って結婚しただけに、当初の「夫婦力を合わせて」の誓いを忘れずに困難を乗り切ってほしいところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)