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今月いっぱいで打ち切りが決定しているお昼のワイドショー『知りたがり！』（フジテレビ系）。その打ち切りの原因とささやかれているのが、レギュラーコメンテーターを務めるロンドンブーツ1号2号・田村淳（39）の主婦層への不人気ではないかと東スポが報じている。しかし、もともと若い世代に人気の高い淳だけに、打ち切りという結果は局のキャスティングにあるのではないかと伝えている。当の本人も、そうしたフジテレビの戦犯扱いには苛立ちを隠せないようで、怒り心頭だという情報もある。真相は定かではないが、局の強引なやり方に淳も辟易していることだろう。
そうした状況から、淳が報復として、個人的にニコニコ動画でネット配信している番組を平日の昼間にぶつけてくるのではないかとする東スポ。まさか売れっ子タレントの淳がそこまでひとつの番組にこだわっているとは思えないが、近頃の彼のネットへの執着ぶりを考えるとあながちない話でもないかもしれない。
「確かに田村さんはネットへのこだわりが強いですよね。最近では雑誌の対談で“ニコ動の専属タレントになってもいい”というような発言もありましたしね。ただ、個人的に配信するのには限界がありますからね。毎日配信なんていうことはしないでしょう。現状では、自腹で何もかもやっているようですからね。スポンサーなどがつくようになったらわかりませんけどね」（業界関係者）
またバラエティ番組のディレクターが淳のネット進出についてこんなことを語ってくれた。
「実は、淳さんは、春からネットとテレビを連動させて放送しているある老舗番組の新しいメインMCに決まっているようです。まだまだそうした番組というのは少ないですし、ネットとテレビの両方で活躍しているタレントさんというのは数えるほどしかいませんからね。リニューアルに際して、田村淳というタレントに要望があったみたいです」（バラエティ番組ディレクター）
確かにゴールデンタイムでのバラエティでMCをこなしながら、個人的にネット番組を持っているタレントとなるとなかなか数は少ない。また、良くも悪くも話題を振りまくタレントといえば田村淳しかいないというのが現状だろう。そんな淳だからこそ、ネットとテレビを連動させた番組の新しいMCに抜擢されたといえる。
『知りたがり！』の打ち切りで、フジテレビとの関係がギクシャクしていると報じられた淳だが、前出の番組ディレクターが明かしているように、彼がさらにネットへ進出し、テレビとの新しい関係を築いていくようになれば、フジテレビどうこうというより、バラエティ番組のあり方そのものが変わっていくことになるかもしれない。田村淳というタレントがネットの世界で何をしでかすのか楽しみだ。
（文＝峯尾／http://mineoneo.exblog.jp/）
著書『松本人志は夏目漱石である！』（宝島社新書）