2月20日に63歳の誕生日を迎えた志村けんのバースデーパーティーが「豪華すぎる」とネット上で話題になっている。会に出席した菜々緒や押切もえらは、21日付けの自身のブログで写真とともに「お祝いにかけつけた人の数が凄かった!」「それにしても、けんさん、いつもお若い……」と公開。掲載された写真を見ると、菜々緒や押切のほかに優香、田中みな実アナ、misono、森下悠里などの女性陣にダチョウ倶楽部、中山秀征などの芸能人たちがズラリ。気の置けない仲間たちに囲まれ、志村自身もうれしそうな笑顔で写っている。
ネット上では、志村の人望の厚さがうかがえるようなショットに「この人はいつも楽しそうだな、うらやましい」「四方八方で女に囲まれてるwww」「なにこの男の夢は」などのコメントが見られる。
「まさに志村の活動の賜物でしょうね。還暦を過ぎた今も『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)ではゴールデンタイムで嵐の相葉雅紀やベッキーなど旬の好感度タレントとからみ、深夜では『志村軒』(フジテレビ系)で相変わらずコントを続けていました。昨年4月からは『志村劇場』と名を変え、秋からは紀行コーナーがメインになっていますが、正月や春秋には『志村けんのバカ殿様』(フジテレビ系)が流れ、『志村けんのだいじょうぶだぁ』(フジテレビ系)もいまだに年に数回放送されている。まさに、お笑い界の生きる伝説ですよ」(芸能ライター)
昨年、芸歴40周年を迎えた志村。2006年からは座長として毎年上演している舞台『志村魂(しむらこん)』もライフワークにするなど、精力的に活動している。また、付き人からドリフターズ入りして大ブレイク、重鎮的な存在となった志村はたたき上げのお笑い人と呼ぶにふさわしく、芸に対する向き合い方もストイック。その姿に心酔する芸人は多く、ダチョウ倶楽部・上島竜兵はその代表だろう。「師匠」と呼ぶほど敬愛している上島は、初対面の酒の席で「もっとネタをやらないとダメ」と『バカ殿』への出演を約束され、後日本当にオファーを受けて感激したというエピソードをインタビューなどで語っている。
「その上島に加えて、ラジオで長く共演していた中山秀征、コントで新境地を開いた優香や菜々緒などはまさに“志村組”でしょうね。それに、ネット上では一昨年46歳差婚をして話題になった加藤茶と対比する声も。妻の綾菜さんが『整形っぽい』『どう見てもおミズ』と言われるだけでなく、妻の友達と一緒に食事している写真では『お財布って呼ばれてそう』『これはいたたまれないわ……』という声がネット上で散見しているのです。それだけに、志村の充実ぶりが際立ってしまうのでしょう」(同)
一説には個人資産50億円はくだらないといわれる志村だが、元AV女優のみひろや加藤綾子アナとの結婚説が浮上するものの、実現には至っていない。しかしながら、「独身だからさびしい」という領域はとっくに飛び越えて、人生をエンジョイしているというわけだ。頂点にのぼりつめた後は映画や司会など、フィールドを変えて活動する芸人も多い中、いつまでも愚直にお笑い一本で勝負する志村。その結果、多くの人から慕われているのはさすがというほかない。