かわいい店員をゲットするためのHow To

※イメージ画像 photo by brianfagan from flickr

 「今日は大切な親友と久しぶりの再会だ。酒を酌み交わしながら、昔話で盛り上がろうか! ワクワク」なんてピュアな気持ちで居酒屋に行き、友人と飲み始めたとする。だが、もしそこに超絶かわいい店員がいたらどうなるだろう? 友人と会話しながらも、例の店員が料理を運んだり、オーダーを取りに来たりするたびに、その顔を凝視しニヤける。「友人との再会を楽しむ」なんてピュアな気持ちはどこかに消え失せ、「何とか店員さんと喋りたいな~」「なんか面白いこと言って笑わせたいな~」と、そんな事ばかり考え始める。

 居酒屋じゃなくてもいい。訪れた店で働いている店員がかわいくて、頭の中はそればかりになってしまった…という経験は、多くの男性にあるのではないだろうか。

 しかし、いくらかわいい店員にニヤけても、結局はそこまでの物語。まさか「あの店員と付き合いたい」「デートに誘いたい」なんてジローラモ的な発想と行動力を持つ人は少ないはずだ。

 だが、文明は急速に発達し、今ではさまざまなコミュニケーションツールが登場している。そしてその中には、かわいい店員をゲットするために有効なものもいくつかある。それも、ジローラモのような大胆さや勇気、自分に対する自信、あるいはダンディな胸毛がなくてもゲットの可能性を見いだせるツールだ。ならば、今までのように、かわいい店員とのその場のコミュニケーションに満足して終わるのではなく、現代ツールを駆使して、かわいい店員のゲットを狙ってみてはいかがだろうか。何を隠そう、筆者トビタも、店員さんにはこの方法で何度かお世話になっているのだ。

 では、かわいい店員をゲットするために使うべきツールとは一体何か? これはズバリSNSである。数年前ならmixi、今ならfacebookあるいはTwitter、そしてLINE。これらのSNSはとにかく「やっていて当たり前」の時代。だからこそ、これらのSNSツールは相当に役立つ。

 具体的に、どのような流れで店員をゲットするのか。このフローは決してややこしいものではない。つまりは、店員と店で会い、何かしらの会話をする。昔なら、ここで自分からケータイ番号やアドレスを渡すなどの果敢なアプローチをしなければならなかったが、これらは店の中ということもあり、たとえ店員が自分に好印象を抱いていてくれても、そのアプローチを堂々とは受け取りにくい。

 しかし、現代のSNSがあれば、こんな面前での大胆アプローチは必要ない。店では自分のことを“覚えておいてもらえる程度”に会話をして、重要なアプローチはSNSで行えばいいのだ。

 たとえば居酒屋の場合。さりげなく店員に名前を聞いておく。あるいは胸の名札などを見ておく。決してフルネームなどいらない。むしろパーソナルデータを細かく聞くと警戒される。そこはサラッと、必要最低限の情報を入手すればいい。

 そして店を訪れた次の日、なるべく14時くらい(朝早すぎるのはこれもがっつき過ぎ)、Twitterやfacebook、あるいはmixiなどで店のコミュニティやグループを探す。ここで大切なのは、あくまで「店」を探すこと。かわいい店員個人を探してしまうのは、確かにたどり着きやすいが、それはストーカーまがいで警戒される。

 店のグループなどが見つかり、そこに昨日のかわいい店員らしき名前があればこっちのものだ。まずは店をお気に入り登録しておいてから、かわいい店員にメッセージを送る。もしくは日記などへのコメントでも構わない。

 もっとも気をつけるべきは、サラッとしたコメントを心がけること。「昨日、訪れた○○というものです~。おいしかったのでまた行きたいですね。週末はやっぱり混みますか?」という感じで。文末に、下心を見透かされず、返しやすい内容のクエスチョンを付け加えておくことがポイントだ。もしこれで店員が自分をしっかり記憶していて、良い返しをしてくれば、アプローチする価値は十分にある。その後ちょっとずつ相手のパーソナルに関する質問へと変えていき、頃合いを見計らってデートに誘ってみよう。

 もし店で直接番号やアドレスを教えたとしても、その人に対するナンパなイメージや警戒心、あるいは先ほど触れた周りの目があり、なかなか発展しにくい。それに比べてこちらは、ずっと緻密でジメジメした作戦でありながら、少しずつ迫れば相手からは警戒されない。大切なのは、とにかく丁寧に。プラスを狙うことよりも、とにかくマイナスがないようなコミュニケーションを心がける。相手が少しでも嫌がるようならやめることだ。

 この戦略においてもっとも重要で難しいのは、店員に覚えてもらうこと。1日に何十人という客と接している店員は、名前や風貌、軽い絡みでは覚えてくれない。だから、何か1つ徹底して自分のイメージを植え付ける必要がある。たとえば、ドリンクオーダーで店員が来るたびに「次どうしようかなー、何かオススメありますか?」と迷って聞くけれど、結局最終的には「ハイボールで! ウィ~」と吉高由里子風味を醸し出す。これだけで、次の日のSNSでは「ハイボール連発だった男です!」と自己紹介できる。そこからメッセージのやり取りが始まったら、あとは通常の恋愛と同じ流れで勝負するのみ。

 最終的には、この方法でゲットした店員と制服プレイを楽しむ。そこまで考えて、アプローチしてもらいたい。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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