いじめのトラウマを告白…misonoのネガティブキャラが加速中

 バラエティーでも活躍する歌手のmisono(28)が、1月末に自身のTwitterで「雪を見るとイジメられてた事を思い出すから雪が嫌い」とツイートし、いじめを受けていた過去を告白している。

 テレビでは明るい性格のぶっちゃけキャラで知られる彼女だが、最近はブログやTwitterで実はネガティブな性格であることを隠さなくなった。そんな性格になった一因は、過去のいじめ体験にあるようだ。

 沖縄アクターズスクール出身で小学生時代から芸能活動をしていた彼女は「小4まではモテてたんだけどね…」というが、小学5年生以降は「雪が積もると集中攻撃で雪を投げられたり…中学に入ってやり直したかったけど3年間、画ビョウやクラスの皆から無視されたり…だからdat(編注:day after tomorrowの略)の時に取材で、雪だるま&雪合戦って撮影で笑顔だったけど実は…」と綴っている。芸能活動をしていた彼女に対して、クラスメートたちが「調子に乗ってる」と思い込んだのがいじめの原因だったようだ。普段の彼女からは想像できないような辛い思い出といえるだろう。

 だが悪いことばかりではなく、いじめ体験によって「歌手になって皆からチヤホヤされれば、いじめられなくなるだろう」と思ったという彼女は音楽活動に奮起。02年にエイベックスから音楽ユニット「day after tomorrow」のボーカルとして歌手デビューを果たした。一定の売上は達成していたものの、事務所の大きすぎる期待に応えられず3年後にユニットは活動休止。ソロ転向後も鳴かず飛ばずだったが、バラエティーで活躍することでタレントとしての光明を見出した。だが、あっけらかんとした明るいキャラクターについては「沢山の人に好かれたいという想いから明るく元気にふるまっている」「実は凄くネガティブで他人の目を凄く気にしている」と本人がブログで記しており、少なからず無理が生じてしまっていたようだ。

 misonoといえば、昨秋にV6・森田剛(33)との熱愛が週刊誌にスクープされた際、その報道が写真集の発売と重なったため「やらせ疑惑」が持ち上がった。その疑惑に対して、彼女は「もし売れる為なら今までにも売りたい物は沢山あったし姉の力でさえも借りたくなくて利用しないでココまできたのに…」とツイート。話題作りをしたと疑われたことに深く傷ついたらしく不安定な発言が多くなり、ブログとTwitterの休止宣言にまで発展した。これも「実は他人の目を凄く気にしている」という彼女の一面が垣間見える出来事だったといえるだろう。

「ずっと姉の倖田來未と比較されてきたことも、彼女の心に暗い影を落としている。明るいキャラを装ってテレビ番組や会見で自分語りをした時などは、その後に鬱モードに入ることもしばしばあったようです。根が正直なタイプなのにキャラを演じ続けていたのでしょうが、それが限界に達しているのでは」(週刊誌記者)

 明るいキャラクターという仮面を脱ぎ捨て、本当の自分をさらけ出し過去のトラウマまで告白したmisono。華やかな芸能界でスポットライトを浴びている彼女だが、その姿からは想像できない孤独と深い心の闇を抱えているようだ。偽りのない自分を解放したことが吉と出るか凶と出るか、彼女の今後に注目したい。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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