ラブホテル入室後にセックスを拒む女性の真意とは?

※イメージ画像 photo by L i o n a from flickr

 セックス目的で女性を食事やデートに誘うことは、オトコにとっては当然…とまではいわなくても、決して珍しいことではない。とは言え、下心丸出しで、「今日、セックスをしよう」と言うわけにもいかない。そのため、女性とベッドインするまでには、いやおうなしに曖昧な言葉のやりとりが続くことになるのだが、「ここまできたらもう大丈夫(確実にセックスできる)」という目安は、やはりラブホテルに入った瞬間であろう。

 しかし世の中広いもので、ラブホテルまでのこのこついてきながら、「そういうつもり(セックスするつもり)ではなかった」と、頑なまでに股を開こうとしない女性も存在する。オトコとしては、詐欺に遭ったような気持ちにさせられるものだ。というのも、ラブホテルに入るには金がかかる。食事やデート代がワリカンだったとしても、ラブホテル代は男性が出すもの、という風潮だ。ラブホテル代金はセックスのために払うのであって、セックス出来ないくらいなら、あかの他人と一夜を明かすよりも、家に帰って1人でくつろぎたいものだ。

 そういった男心を知ってか知らずか、ラブホテルまでのこのこついてきながらセックスを拒む女性たちは、いったいどういうつもりなのだろうか? その真意を探るべく、まずは「ラブホテルに入ってからセックスを拒まれた」経験のある男性からのエピソードを集めてみた。大前提として、ラブホテルまで来ているということは、決して男性側の容姿が好みでないとか、生理的に受けつけないという理由はないはずだ。それらが理由だとしたら、もっと前の段階で断られているはずである。

 もっとも多かったのが、「誘った相手が彼氏持ち」というケースである。酔っ払った勢いでホテルに入り、いやその前の時点からキスまでしていたというのに、入室後に「彼氏から貰った指輪」を見ていきなり泣き出されたという、悲惨極まりないケースだ。酔いが足りなかったのかもしれない。

 ベッドに押し倒し、オッパイを揉むところまでは順調だったものの、そこから突然彼氏の存在をちらつかされ、下半身には進出できなかった男性もいる。キスやオッパイ揉みまで行き着いたからといって安心してはいけないようだ。

 さらには、手マンまで行き着いたが、そこでストップがかかった男性も。「手マンの技術があまりにもお粗末だったのでは?」という筆者の不躾な質問に対しては、「それなりに女性経験はあるので、そうではないと信じたい。考えられる敗因としては、着衣のままでのボディタッチだったからかも」とのこと。全裸になっていれば、覚悟が決まったかもしれない。彼氏がいる女性は、まず全裸にすることから始めよう。

 彼氏持ちでなくても、片想い中の女性も要注意だ。想いが届かぬジレンマから誘いに応じたが、いざとなると「やっぱり好きな人以外とはしたくない」と言う。恋愛体質女性には声をかけないほうが無難のようだ。

 次に、「誘った相手が処女だった」というケース。処女だということは事前に知らされていたが、キス及びオッパイを揉むところまではOKだったものの、いざ下半身となると「やっぱり怖い」と拒まれたという。非処女なら、ノリで押し切ることも出来ただろうが、相手が処女だと「ノリで」というわけにもいかない。では、彼氏がいる女性と同様に、処女も避けたほうが無難かというと、入室後に「実は処女なの」とカミングアウトされる場合もあるのが難しいところ。

 また、いかにストレートに「セックスしよう」と誘うのはNGといっても、あまりにも遠回しな誘い方は凶と出ることもある。ナンパした女性に対し、「カラオケボックスが混んでいるから、ラブホテルでカラオケしよう」と連れ込んだところ、案の定「カラオケするだけって言ったじゃん」と、セックスを拒まれたとのこと。また、ラブホテルではないのだが、「自宅に○○のDVDがある」などの誘い方も、拒まれる確率が高いようだ。シンプルに、「ホテル行こう」「家においでよ」といった誘い方のほうがベターである。

 彼氏持ちや処女を避け、シンプルな誘い方をしたとしても、入室後すぐに全裸にしてキスやオッパイ揉み・手マンまで行き着いたとしても、拒まれる時は拒まれるだろう。しかし、「初回拒まれ、相手女性の意向を汲んで指1本触れなかったところ、2回目以降は非常に良好な肉体関係を継続することが出来た」と証言する男性もいる。1度拒まれると、「2度と誘うか!」「こっちからお断りだ!」という気分になるが、試しにリベンジしてみるのも一興である。
(文=菊池 美佳子)

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