AV女優・雪本芽衣インタビュー
2月22日。ニャンニャンニャンの猫の日に、仔猫のように愛らしい天然系美少女の雪本芽衣ちゃんが、宇宙企画からAVデビューを果たす。あどけなさを残す小動物系のルックスに、繊細な白い肌。そして、経験人数はわずか2人というウブすぎる美少女が、AV界に飛び込んできた理由とは?
──AVデビュー前はどんな生活だったんですか?
「学校を卒業してから飲食店でアルバイトをしていました。そこの制服が、すっごく可愛かったんです」
──さぞかし萌えるウエイトレスさんだったでしょうね。そんな芽衣ちゃんがAVデビューすることになったきっかけは?
「そのバイト先で知り合った女の子の友達が、実はAV女優さんもやってたんです。意外だなって思ったんですけど、その友達の話を聞いているうちに興味が湧いてきて、自分から応募しました」
──元々、AVに興味があったの?
「ん~、AVは女の子の友達とノリで観る程度で、彼氏ともちゃんと観たことはなかったんです。でも、その友達から撮影がどんな感じとか聞いてたらすっごく楽しそうで、私もやってみたくなったんです。でも、今ちょっとダマされた気分なんですよ~」
──あらら。何かありましたか?
「初撮影の時、すっごく人が多かったんです~。スタッフさんが沢山いるとか聞いてなかったんですけど、メイク室を出たらいきなり10人以上のスタッフさんが待ち構えていたんですよ。『これはないよぉ~』って思っちゃいました(笑)」
──ちなみに、そのお友達は企画女優さん?
「そうですね。“キカタン”っていうんですよね。1年半くらいやってるらしいんですけど、AVデビューしたらインタビューをするという話もしてなかったですよ。だから、まさかこんなに大々的な感じになるとは予想してなかったです~」
──それだけ芽衣ちゃんが期待されているという証ですよ!
「そうなんですか? 何も理解できてなくってすみません。でも、取材してもらえるのは嬉しいです!」
──AV撮影が面白そうだと思ったということは、セックスに興味があったんですか?
「えっと、そんなこともあるような、ないような(照)。絶対にしたいと思っている方でもないんですよね。したいって思うこともあるんですけど、エッチに関しては付き合っている彼に合わせる習慣になっているので、求めてこなかったらまぁそれでもいいかなって」
──見た目通りに従順なんですね。ところで、普段は何をして過ごしてるの?
「アニメとか観てます。一番好きなのは『けいおん!』。女の子同士の友情とかいいなって。友情とはではないんですけど、昨日、同じ宇宙企画からデビューした篠宮ゆりちゃんに会ったんですけど、超ちっちゃくて可愛いですよね。私、けっこう身長があるので小さい女の子大好きなんです。同じメーカーで一緒にお仕事するので、仲良くして欲しいなって思いました。ライバル心とかないんです、私(笑)」
──人見知りもしないみたいですね(笑)。
「そんなことないんです! 最近、人見知りなのかもって思ってます。子供の頃って、初対面の人にそんなに合わないから気づかなかったんですけど、この仕事を始めたら初めて会う人ばかりで、なんか最初は恥ずかしいって思ってしまうんですよね。特に男優さんとか」
──出会ってすぐにセックスするわけだし?
「そうです……。さっきまでのほほ~んって笑ってた人が、本番になったら急に凄いことするじゃないですか。なんか信じられなくって」
──怖いですか?
「怖くはないけど緊張しちゃいます。私、緊張しすぎると泣いちゃうんです。だから、初脱ぎの後もいっぱい泣いちゃったんです。イヤだったわけではないんですけど、みんながじ~っと私を見てるのが恥ずかしすぎて、どうしたらいいのか分からなくなってしまって。人生でこんなに恥ずかしい思いをしたのは初めてでした」
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──初セックスはどうでしたか?
「恥ずかし過ぎました~。普段のエッチも彼に合わせてテコテコついていくタイプなので、完全にお任せしていたんですけど、とにかく長い!! 愛撫とか『まだする!?』ってくらい長くって驚きました(笑)。一通り終わったかと思ったら、また最初に戻ってきたんですよ!」
──「戻ってきた」って(笑)。気持ちよかったですか?
「気持ちよかったどうかは覚えてないですけど、たぶん気持ちよかったと思います。声が出ちゃってるのは気づいていたので…。あぁ、恥ずかしぃ~。後で、出来上がったDVDを観て確認しておきます」
──自分のセックスを観るのは恥ずかしくないの?
「それは大丈夫です。普段のメイクとも違うし、私だけど私じゃないみたいな感覚なんです。撮影中に『モニターを見てみる?』って言われた時は恥ずかしくって『いや~っ』って逃げてましたけど(笑)」
──デビュー作の中で印象に残っているシーンは?
「セーラー服のシーンですね。着たことがなかったので、学生時代から憧れていたんです。でも、本番は大変だったんです。カメラ回ったら急に男優さんが『今日は部活どうしたの?』って聞いてきたんです。それってアドリブなんですよ! だからテンパっちゃったんですけど、エッチのシーンが始まったら『先輩~、好き~』って感じになってました」
──役柄に感情移入していたんですね?
「感情移入というのか分からないんですけど、目の前にいるのは大好きな先輩なんだって思い込むようにしてました。エッチしてる時は、いつも目の前の人と恋愛してるんです。だから、シーンが終わる度に失恋してるんですぅ」
──初撮影から疑似恋愛できるなんて、凄い才能だね!
「それは分からないんです。でも、本当に寂しかったんですよ。あんなに『好き好き~、可愛いよ~』って言ってくれてたのに、終わった途端に何事もなかったように帰ってしまうから。ちょっとヤリ逃げされた気分でした(笑)」
──ミニドラマでそんな感じになるなら、本格的なドラマだとどうなってしまうんでしょうね?
「逆に笑っちゃうかも。でも、憧れはありますね。テレビドラマ『嬢王』の世界とか再現したいです。で、明日花キララさんにイジメられたい(笑)」
──それは本格的すぎ(笑)
「あ、そっか(笑)。あとは、看護師さんも面白そう。聴診器でポンポンしたいんです~。あれ? ポンポンするのは女医さん? だったら、訂正。女医さんをやりたいです!」
──要はお医者さんごっこがしたいんですね?
「そうそう。でも、なぜかエッチが始まっちゃうんですよね。えへへ」
──撮影で一番驚いたことは?
「男優さん。テクニックも凄いし、アレが大きくって。あんなに大きいの初めて見ました。フェラが凄く大変でした。大きくって上手にできないし、目が合うと恥ずかしいし。だから、おへそをじ~っと見ながらシテました(照)」
──フェラは得意ですか?
「ん~、苦手です。だから始まる前に、監督さんにどうするとイキやすいとか教えてもらったんです。尿道を舐めるとか、玉の方をどうするとか。もう聞いててビックリでした。だって、平然とした感じでエッチでヘンタイなことをバンバン言ってくるから。『おぉ~、これがAVの世界なんだな』って思いましたね。だいぶ頑張りましたよ!」
──自己評価すると何点?
「え~っとね、50点。自分では頑張っているつもりだったんですけど、後から写真を見てみたらイヤがってるような顔に見えちゃうんです。それはイケないなって反省の意味で50点です」
──その冷静な分析力は、見た目のギャップと相まって面白いですね(笑)。デビュー作で一番観て欲しいシーンは?
「えぇ~、恥ずかしい。最初から最後まで頑張ったので全部かな。やだぁ~(照)」
──凄く恥ずかしがり屋なんですね。プライベートのセックスもそんなに恥ずかしがっているの?
「はい。初めてエッチしたのは、17歳の夏だったんですけど、最初は怖くて『いやいや~』って逃げてて、なかなか入らなかったんです」
──お相手は?
「同級生の彼氏です。彼が盛っていたので、つきあって1カ月くらいでしちゃいました」
──「盛って」ってスゴイ言い回しですね(笑)。え~っと、初体験は、芽衣ちゃんにとっていい思い出ですか?
「ん~、ちょっと苦い思い出かな。彼は双子の男の子で、どっちがどっちか見分けがつかないくらいそっくりだったんですですよ。でもね、本当はね、つきあった彼ではなくってもう一人の方が好きだったんです。よく見ると片想いの彼の方がタレ目で可愛い顔してて、身長も160センチくらいしかなくって、芸能人で言うなら市●隼人みたいなかんじでした。性格も穏やかで優しくて、でも彼女がいると知って諦めたんです」
──それなのに、同じ顔の兄弟と付き合ったわけは?
「友達の家に遊びに行ったら彼がいたんです。会ったのは初めてだったんですけど、顔も似てるし、この人と付き合って家に遊びに行けば片想いの彼にも会えるしって思って、私から付き合ってって言いました。でも、彼と片思いの彼とでWデートをしたときがあって、それはせつなかったですね」
──ちなみに、その2人は性格も同じだったの?
「全然違ったんです。つきあった彼の方は少しツリ目で、性格は俺様系。結局、性格とかエッチとか合わなくって2カ月で別れてしまいました。凄く痛くて…」
──エッチに目覚めたのはいつ頃?
「2人目の同級生の彼です。ずっとべったりって感じじゃなく、つきあったり別れたりって繰り返してるような関係でした。でも、会う度にエッチしてました。多い時は週に3回くらいだったんですけど、ないときは全然なくって、さりげなく求めてみたりもしたんですけど、全部失敗したので、最後は諦めてました(笑)」
──セックスは男の子からするもので、女の子はストレートに求めてはいけないってものだと思っているとか?
「それが普通かなって思っていました。でも、撮影でエッチして変わったんです。撮影のエッチはプロの方が相手なのでテクニックあるし気持ちいいんですけど、終わった後に『あれ? 何か違うな』って、なるんです。なんだか、好きな人とエッチしたいなって凄く感じちゃって。次に彼ができたら自分から『しようよ』って言おう、って思うようになりました」
──ちなみに理想の彼は?
「大人な人です。年齢は関係なくて、考えが大人な人。私がわがままなので、ダメなことはダメって叱って欲しいし、優しい時は凄く優しくして欲しいんです。要するに…ツンデレ好きです(笑)」
──そんな芽衣ちゃんのAV業界での目標は?
「頑張ること! みんなに好きになってもらいたいので、私なりに頑張りたいと思います。いつかは、テレビとか出られるようなAV女優さんになれたらいいなって思います」
──読者さんにメッセージをどうぞ!
「頑張ったので、いっぱい観て欲しいんですけど、一度に全部観ると疲れちゃうので、休憩しながら観てね♪」
ひとつひとつの質問に対して、本気でテレながらも一生懸命考えながら自分なりの言葉で応えてくれた芽衣ちゃん。ちなみに、最後に今の彼女にとって最も興味のあるプレイを聞いたところ「OLさんプレイです。責める系は笑ってしまうと思うので、上司に責めてもらいたいです」とのこと。話しているだけでも健気さが伝わってくる、この純真すぎる仔猫ちゃんが今後どのような成長を遂げるのか、本当に楽しみでしかたがない。
(取材・文=文月みほ/写真=辰巳千恵)
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