先月28日にTwitter休止宣言をした歌手のmisono(28)。発端は、V6の森田剛(33)とのデート報道だった。初のセミヌード写真集を発売するタイミングと重なったため「売名疑惑」が浮上し、彼女は「姉の力でさえも借りたくなくて利用しないでココまできたのに…」と反論。それから不安定なツイートを繰り返すようになり、ついには休止宣言に至った。
misonoといえば、あけすけに恋愛を語るぶっちゃけキャラと明るい性格がチャームポイントだったが、最近はネガティブ発言が目立っている。7日に出演したイベントでも、5月に熱愛が取り沙汰された田村淳(38)を“お兄ちゃん的存在”とし、「一緒に食事をしても淳さんが取り分けてくれる。どんどん自分がダメな女になっていく」と語った。
また、自身のブログでは「今は、ロンハーくらいしか、バラエティーに出演してないのに、何で、今年も、こんなに多忙なんだろ…?」と記し、その原因として「スタッフのミスが多くて報告&連絡&相談もしてくれず、嘘や無視までされるから“全て自分でやってるから”なんだけど…」と愚痴をこぼしている。続けて「だから自分のせい…スタッフが仕事してくれるよーなアーティストになれてないって事だから」と自分を責める姿勢を見せているが、事務所に対する不満が募っているのは明らかだろう。
バラエティー番組では「売れないCDの赤字分はバラエティー出演で補てんしろ」と語り、事務所から厳しいノルマを課せられていることを明かしたこともある。先月発売した初のセミヌード写真集『悪い見本~よい子はマネをしないでください~』(ワニブックス)に関しても、彼女はTwitterで「会社は動いてくれてないから自分で売らなきゃ駄目だから… 」と自虐を展開していた。
明るかった彼女が、ここまでネガティブになっているのはナゼなのか。
「田村淳との熱愛は、misonoにとっては本気でした。しかし、淳は遊びで事務所的にも『なかったこと』にしたいため、引き裂かれてしまった。森田との恋愛も彼は本気になってくれず、misonoは彼に遠慮してか『結婚願望はない』としきりにアピールするようになった。立て続けに弄ばれたうえに事務所の冷遇も重なって病んでいるのでは」(芸能プロ関係者)
事務所の冷遇は、バラドルとしての彼女を見出した島田紳助が引退し、芸能界での立場が弱くなったことも影響しているようだ。また、姉の倖田來未(29)の夫はmisonoの元カレと報じられており、姉妹の不仲説もたびたび取りざたされている。misonoにとっては、誰も頼れる人がいないという状況になっているのだろう。
ネガティブになってしまうのも仕方ない状態なのだろうが、彼女の人気は明るい性格があってこそ。ネガティブ発言が響いたのか、売り出しに必死になっていたセミヌード写真集も「写真は半分程度でディスコグラフィーやイラストが多く騙された気分」と一部で酷評され、現在はアマゾンのタレント写真集ランキング28位という状態だ。一部では「ここまま消えてしまうのでは」との心配もされているだけに、常に前向きだった彼女に戻ってくれることを祈りたいが…。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)