元AKB48の前田敦子(21)が、9日に発売された雑誌「Mgirl(エムガール)2012-13AW」(MATOI PUBLISHING)で写真家・蜷川実花による撮りおろしショットを公開。さらに、グループ卒業後初のロングインタビューに応じ、AKB時代の知られざるエピソードを語っている。
蜷川から「あっちゃんの写真集を撮りたい」と要求された前田は、「じゃあ太らない前に。時間がゆったりしてるので太る自信がすごいあるんですよ(笑)」とコメント。自身が太りやすい体質だと明かし、「3日間断食やったりとか、ジム週3以上通ったり、そんなことAKBの時からずっとやってました」という陰の苦労を語った。
前田といえば、AKBメンバーやファンの間では「大食いキャラ」として有名。実家暮らしだった頃は、公式ブログに異常な量の朝食の写真が頻繁に掲載された。その内容は毎日おかずが6~8品で朝から刺身やステーキ、鍋、天ぷらなどが日替わりで登場するというもの。さらにデザートとしてフルーツも必ずつくという旅館やホテルも顔負けの豪華さだった。また、篠田麻里子(26)が週刊誌に掲載したAKB時代の前田の日常写真でも、「私見ました、弁当4個の空き箱を」というコメントがついており、前田がCM撮影の合間に弁当を4個も平らげたことが記されている。
いかにAKBの活動やダンスレッスンでエネルギーを使うとはいえ、これだけ食べれば太るのが当然。だが、前田の体型が崩れたことはなく、その裏には前述のダイエットの成果があったと考えられる。すさまじいプロ根性といえるが、これを心配する声もあるようだ。
「ダイエットのために3日も断食をしているということですが、過食と絶食を繰り返すというのは明らかに身体に良くないし、精神面にも関わってくる。朝に大量の食べ物を摂取するのも、胃腸に大きな負担を掛けます。エネルギーが必要だったAKB時代はまだしも、女優業中心になれば消費カロリーが減って今まで以上に過酷なダイエットが必要になるでしょう。食べる量を急に減らすのは難しく、体型維持のために無理をすることになりかねません」(管理栄養士)
以前から前田は精神的なもろさを指摘されているが、極端な大食いと無理なダイエットの繰り返しは精神面が一因となっている可能性も否定できない。そうでなくとも、無理な減量が日常化している前田の身体が心配なのは確かだ。ほんの僅かな体型の崩れが評価を左右する厳しい芸能界を生き抜くためには、これほどのリスクを負わなければいけないのだろうか。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)