彼女とは、大体2回戦を戦う。
2度目になると、オレも彼女も果てるまでの時間が長くなる。だから、亀頭の出し入れを眺めながらの、対面騎乗位ピストン運動が終わってから、黒なまこを飲み込んだまま後ろ向きになり、背面騎乗位ピストン運動へと変わる。
ここからが、一回目より長くなるわけだ。
オレの膝に両手を置き、じゅぶっ・すぽんっと腰を上下させて、亀頭を出したり入れたり、根元まで飲み込んだりのピストン運動を繰り返すのだが、同じ上に乗っていても、後ろからの方がおまんこが浅いような気がする。
つんつんと子宮口を、強く突いている。
締りも、後ろからの方がいい。おまんこの入り口が狭く感じる。
そしてなにより、眺めがいい!
膣の内壁が、黒なまこにまつわりついて、出し入れされているのがよくわかる。固くて張りのあるお尻が割れて、すぽんにゅるにゅるりと、亀頭が出し入れされるのを見るのも、快感である。
オトコが視覚によって刺激されるのはわかるが、オンナもそうなのだろう。この「股覗き亀頭出し入れピストン運動」は、双方に刺激をもたらす。
このお姉ちゃんは、自分で出し入れをコントロールしながら、クリトリスよりも、膣内部のGやらZやらの快感スポットを自分で刺激して、エクスタシーの山々を駆け巡ることを楽しんでいたようだ。
なぜか他の体位は好まなかった。黒なまこを舐め回してはくれるが、おまんこ舐めは嫌がった。正常位やバックも。
騎乗位の好きなオンナは、征服欲が強いという。決して間違ってはいないと思う。このお姉ちゃんも、征服欲というか独占欲が強かった。
フィリピーナは、世界で一番ヤキモチ妬きだという。騎乗位を好むピーナが多いのと関係があるかもしれない。
世界中のオンナを知っているわけではないので、どの程度か判断はできないが、フィリピンでは、2年に一度ぐらい、ちんちんをちょんぎる事件が起こるから、凄いことは凄い。
ただ考えてみれば、誰にでもジェラシーはある。それを表に出すか出さないかだと思う。日本人はあまり出さない。フィリピーナは出す。その差だけであろう。
自分の恥と考えて隠すか、恥を与えたオトコが悪いと考えて表に出すかのどちらかであって、ジェラシーの強さに、大して変わりはない。そのくせ、オトコがヤキモチを妬くと怒る。
フィリピーナは感情を表に出して発散するから、それを利用して付き合うのがいい。お金や装飾品で、オンナの心を釣り上げて付き合うことはできない。一回こっきりならいいが、一回こっきりの商業的サービスしか受けられない。
そんなものより、シャンプーや石鹸の方が喜ぶ。生活に密着した品物をもらえればありがたく、助かったと思うのは、フィリピーナだけではあるまい。身体を近づける前に心を近づけられる。近づいて心を通わせたセックスほど、気持ちいいものはない。オナニーした後に感じる虚しさと同じものをセックス後に感じるようでは、「本当のセックス」とはいえないだろう。
後味を美味しく堪能することが、心も体もリフレッシュさせてくれるのだ。
おちんちんを、おまんこに入れるだけの行為とは、全然違う。ドラマでもいいから、心を通わせれば一味違う。食べる前に、味の素を少しかけるだけの手間を、惜しんではいけない。そして、食べた後のフォローも大事だ。
食事をした後で、いきなり伝票を渡されるより、サービスですと、デザートの一品でも出された方が、気持ちがいい。それが、会計に含まれていてもだ。そのサービスが、フィリピーナは上手くて美味い。
目配り・気配り・心配り。フィリピーナは、相手からもそれを引き出して楽しむ。たとえ遊びでも。
それができれば、征服欲のあるセックスでも、オレに心を配ってくれている分だけ、違った味になる。
あしたは、どんな心配りに出会うか、目と気を配って歩こう。
(文=ことぶき太郎)
【フィリピーナの魅力】バックナンバー
第1回【フィリピーナの魅力】固くてつるんとした土手マン
第2回【フィリピーナの魅力】大洪水に泣き叫ぶ濡れマン
第3回【フィリピーナの魅力】絶品舌技に果てた黒なまこ
第4回【フィリピーナの魅力】セクシーな処女林・処女沼・処女土手
第5回【フィリピーナの魅力】初めて出会った潮吹きピーナ
第6回【フィリピーナの魅力】三拍子のリズムでキュキュッと締め付けるマッスルマ●コ
第7回【フィリピーナの魅力】初めて出会った潮吹きピーナ