不倫告白の逸見太郎、いよいよ全国的ブレイクか!?

※イメージ画像:佐藤企画オフィシャルHPより

 今年3月に3年以上続けた『5時に夢中!』(TOKYO MX)の司会を卒業した、故・逸見政孝の長男でタレントの逸見太郎が、いよいよ全国展開への道を歩き始めた。番組改編期である10月に入り、『歴史B~ほっとけないB級ニュースたち~』(フジテレビ系)、『有吉ジャポン』(TBS系)、『じゃぱんセールスマン!~日本の良いもの世界に売り込みます!~」(テレビ東京系)、『所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!』(テレビ東京系)と立て続けに全国放送の番組に出演。レギュラーはまだ未定だというが、存在感を示せば、もちろんその座も夢ではない。しかしなぜ1998年デビューの彼が、突如全国展開を目指したのだろうか。

「長年務めた『5時に夢中!』の降板が直接の理由でしょう。辞めた理由というのは分かりませんが、一地方局とはいえそれなりに知名度のある番組でしたから、自ら辞退したというのは考えにくいですし、やはり局側の都合なのでしょうね。それに、『5時に夢中!』でコメンテーターとして共演していたマツコ・デラックスさんやミッツ・マングローブさんのブレイクというのも、彼の背中を後押ししたのではないでしょうか。まだ独身ですし、降板を告げられて、一花咲かせてやろうという気になったのかもしれません」(業界関係者)

 さらに、この関係者は今のテレビ業界には新人待望論が強いという。

「今のテレビ業界は一見して人材豊富なようですが、視聴者目線で言えばやはりマンネリ化していると言わざるを得ません。そこで各局共に躍起になっているのが新人の発掘です。特にマツコさんのような人気と実力を兼ねた人材を見つけることができれば、多くの人間が潤うことができますからね。もちろん一過性のキャラタレントというのも、使い捨てとしてはおいしいですけど(笑)。ともかく、新人発掘という業界の流れが最近の逸見さんの起用につながったのでしょう。もちろん、まだお試し期間ですが、数字が取れることが分かれば、一気にブレイクということにもなりますよ」(前出)

 確かに、TENGAをこよなく愛していることを公言しながらも、上品な雰囲気の漂う逸見は、お茶の間の人気者になる素養がある。「言論の自由」をテーマにしたワイドショー『5時に夢中!』では、コメンテーターの美保純、中村うさぎ、マツコ・デラックス、岩井志麻子、中尾ミエなど、歯に衣着せぬ毒舌熟女軍団を相手に、振り回されながらも適当にあしらって番組を進行する様は堂に入ったものだった。

 そんな逸見が、先日出演した『有吉ジャポン』での不倫告白がさっそく話題になっている。その日の番組テーマ「彼持ち人妻」にちなんで不倫の経験を聞かれた逸見が、「まあ、そうとは知らずに…」「合理的ではありますよね…」と発言したのだ。番組内では、その件についてはそれ以上触れられなかったが、この発言から、知らずとはいえ逸見が不倫していたのは間違いないだろう。苦笑いでその場を交わした逸見だったが、過激な発言の宝庫だった『5時に夢中!』のクセが抜けなかったのかもしれない。

 とはいえ、過去の不倫を告白したくらいでは、独身の彼とすればまだまだ甘い。さらに逸見が注目されるには、もっと過激な発言が必要だろう。しかもその過激な発言の裏には好感度というものが絶対条件となる。しかし、彼の父は国民的人気司会者だった逸見政孝だ。そして、逸見太郎を見ていれば、“好感度”さえも引き継いでいる気がするから不思議だ。今のところ、全国区のメジャータレントに押され気味な逸見だが、それも慣れてくれば問題ないだろう。大化けする可能性は十分にある。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

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