【フィリピン在住・ことぶき太郎が綴る、魅惑的なフィリピーナとの甘い体験談】
まだ若い頃、日本でストリップを見たことがある。脱いで裸を見せるだけでなく、踊りが上手いのにびっくりしたものだ。バナナをおまんこに入れて、むにゅっと切って落とすのを見たこともあったっけ。その後、裏ビデオなどで、バイブ挿入でも何でも画面で見ることができる時代になったが、やっぱり観客の一員になって、生で見る感激とは違うものだ。
ここフィリピンには、“ストリップ”という看板のある劇場はない。あるのは、ゴーゴーバーだ。女の子を連れ出したり、個室に連れ込んだりできる。個室でのサービスは、経験がないので分からないが、それなりの金額に見合った(相手によって額は違うかも)サービスをするようだ。
ここで、ストリップまがいのことをしている。
“まがい”としたのは、日本的ではなく、色気がないからだ。水着か下着で出てきて、二枚の布切れを脱ぎ捨てれば、後は、おまんこ丸出し。床体操でも見ているようだが、M字でもV字でも、バックでも倒立でも開脚モロだし。おまんこを見てから女の子を選べる、というわけだ。面白いという日本人もいるが、オレにはちょっと…。少しでいいから、焦らして欲しい。
ここにも、色気と大胆に見せるセクシーの違いがあるように思える。
だけど、最初っから最後まで、フェロモン出しっぱなしは止めて欲しいな。偽物フェロモンだ。
偽物といえば、カラオケスナックのお姉ちゃんとやっちゃうことがよくある。これも客商売だから、偽物であろう。
日本にいるときは、ほとんどがこのスタイルで付き合った。
だが、日本へ出稼ぎに行っているフィリピーナと、現地で働いているフィリピーナは違う。同じだと思い込んで遊ぼうとすると痛い目に合う。
国を離れて他国へ行って見れば分かると思うが、環境も常識もマナーも違えば、言葉も人間も違うのだ。心理的・精神的に違わざるを得ない。
それが分からないオトコは、フィリピンへは遊びに来ない方がいい。
今から3年前にやっちゃったお姉ちゃんは、膣の筋肉を自由自在にコントロールした。失礼。彼女に言わせれば、自然であって自由自在ではない。こちらが「締めてよ」と言っても、思ったように締まらないから、確かに自由自在ではないのだろう。気もそちらに散ってしまうから、快感も楽しめない。
楽しみながら自然と締まってくれれば、それに越したことはない。
体つきは、丸ぽちゃ。太っているわけではないが、ぎゅにゅっとした抱き心地だろうな、と最初に思った。本人は25歳だと言ったが、幼さの残る顔に、えくぼができて可愛いらしい。
数度お店で遊んだ後、案の定お誘いが来た。同伴してくれという。
(ええっ)
と、困った顔をして返事をためらい、話題を変えたり歌ったりする。
オレは女の子に触ったり、口説いたりはしない。女の子の方から、誘ってくるように仕向ける。誘ってこなければそれまでで、無理強いをすることはない。よからぬウワサが広まるだけだ。
そして帰り際に、
「ノルマが足りないんだろ。金曜日に、お店の前で待ち合わせしよう」
と言って帰る。携帯番号はすでに交換してある。
彼女にしてみれば、ありがたい話だ。開店前に店の前で会い、開店と同時に店に入るのだから。
普通の男は、同伴してくれと頼み、早い時間に待ち合わせしようとする。下心丸見えだ。彼女達は、そんなことは百も承知である。オレは、その心理を逆に利用する。
3回目にオレはデートに誘った。同伴ではなく、個人的に会いたいと気持ちを込めて。即OKである。そして、即ホテルと筋書き通り。