AKB48の絶対的エースだった前田敦子（21）が、卒業直後に佐藤健（23）らとの飲み会で泥酔号泣、果ては生尻をモロ出しにして担がれるという失態をさらしたことは記憶に新しい。その後、佐藤亜美菜（21）と近野莉菜（19）も『テニスの王子様』ミュージカルで活動する若手イケメン俳優らと深夜にカラオケを楽しんでいる様子を「週刊文春」（文藝春秋）によって報じられた。しかしいずれも、AKB運営側は「合コンではない」「いかがわしいことはなかった」と、AKBの恋愛禁止ルールに彼女らが反していないことを明言。とはいえ、これまで、男女交際やファンとの交流が発覚してクビになったメンバーも多くいただけに、納得できないファンも少なくなかった。
そんな中、新たな火種が投下された。9月28日、Twitterに書き込まれたある情報がファンの間で話題となり、瞬く間に拡散されたのである。問題となったのは、元プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの投手で現在は一般企業に務める寺田龍平（23）のツイートだ。
しりあいがまえあつとゆうちゃんとのんだっていってるわら
このまえたけるとめしくってたしやばいねわら
つまり、寺田の知人が前田敦子と大島優子を交えて酒を飲んでいた、ということではないか……憶測に過ぎないうえ、伝聞情報のため信頼性に欠けるが、ファンは「またか」「今度はプロ野球選手かよ」などと失望の色を隠せない。寺田本人が「アンチAKB」の立場で物を言っているわけではなく、嘘を発信する必要はないため、“知り合い”が嘘や冗談を彼に話したのでないとしたら、このツイートは大問題に発展する可能性がある。
「この“知り合い”が女性だったら“やばいね”とは書かないでしょう。おそらく相手は男性ですよね。“たける”は佐藤健のことでしょうから、前田敦子はまず確定だと思います。ただ前田はすでにAKBを卒業しており恋愛禁止ルールから外れている。問題は大島です。彼女は前田の泥酔現場にも居合わせており、男女3対3で高級個室カラオケで遊んでいたのは事実。それでも合コンとはみなされず、何のおとがめもなかったことに不満を募らせているアンチ大島は多い。“ゆうちゃん”は、北海道日本ハムファイターズの斎藤佑樹投手のことでは、という意見もあり、前田とハンカチ王子が飲んでいただけでは、との見方もできますけど……大島に自らの言葉で説明してほしい、という声が相次いでいますね」（芸能記者）
しかし仮に男女が同じ席で食事や酒を楽しんだとしても、それが必ずしも“合コン”とは限らない。仕事上の付き合いで同席することもあれば、知人に招かれて参加することもある。今や大島はAKBのセンターであり、いわば“顔”。一般人に近い無名のメンバーならまだしも、「同級生女子」や「地元の女の子」、あるいは「AKBの仲良しメンバー」だけでつるんでいるわけにはいかないだろう。プライベートの場だったのか、それとも仕事絡みの食事会だったのかも定かではない。
「そもそも、AKBは恋愛を禁止しているだけで、合コン禁止なんてことまでは明文化されていませんからね。合コンから即恋愛やセックスに発展するわけではありません。男女が二人きりで手をつないで歩いていたり、デートやお泊り現場を撮られたりすれば、処分につながるのでしょうが、複数人で食事をした程度でいちいち『素行が悪い』なんてとがめられないのが現状では？ 彼女たちに選抜総選挙で何票も投じるようなファンは、異性の友達と仲良くするだけでも許せないということでしょうか。握手会で何百人という異性と握手しているとしても、自分のことを一番に思ってほしい、と考えているのでしょうか。それこそファンの思い上がりで勘違いですよね。まぁ、大島のように20歳過ぎて知名度も高いメンバーたちは、仮に合コンして恋愛に発展したとしても、その時はその時で『卒業すればいいや』くらいにしか思っていないんじゃないですか」（前同）
前回、佐藤健らとの会合がスッパ抜かれた数日後には、大島はコンサートの舞台上で「お騒がせしてすみません」と謝罪の意を伝えている。今回はどんな対応に出るのだろうか。事実無根だとしても、一言「違います」だけでもいいから説明してほしい――スキャンダル続きで揺らいでいるAKBのファンたちは、そう願っているはずだ。