最初から「よーし、エッチな動画でヌクぞ~」と気合いを入れてAVや着エロDVDを再生するならともかく、心構えのない状態で水着DVDを見ていて危うい「ポロリ」を発見したときの不意に高鳴る鼓動。それを味あわせてくれるのが、貧乳アイドルが無防備にはしゃぐ水着DVDである。それもスタイルの良さをウリにグラビアで活躍するグラドルではなく、歌やダンスが本職のグループアイドルのエースが、うっかり胸元を披露してしまったら……。
そんな「うっかりポロリ」がまたもや発見されたとネット上で局地的に話題となっている。あのモーニング娘。の現センターでエースの、鞘師里保(14)が先日リリースした自身2作目となる水着DVDでの一幕だ。青い空、澄んだ海、波打ち際で無邪気にたわむれるエース。彼女はエメラルドグリーンのビキニを身に着けているが、まだ発展途上にあるそのバストは幼く、水着のサイズが少々大きいためか、屈み込んだ際に上からチラリと胸元のニップレスらしき物体が覗いてしまっているというのだ。
モーニング娘。を擁するハロー!プロジェクトは、バストサイズの控えめな美少女が多く所属していることで有名だが、2009年にはソロ歌手で女優の真野恵里菜(21)が、写真集付録のメイキングDVDで「乳首のようなものが見えている」と騒ぎになったこともある。確かに、プールに浮かべたマットの上でうつぶせに寝そべっている彼女のビキニの左胸に、突起物らしきものが見える瞬間はあった。どちらの場合も、乳首や乳輪そのものではなく、水着の下につけるニップレスであることは間違いないが、「見えてはいけないものが見えている」状態であることは同じ。一体なぜこんな事件が起こってしまうのか。
「乳房が小さく胸板が薄いと、市販の水着が大きすぎて合わないことがあります。実際に海やプールで遊ぶために着用するのであれば、女性はパッドやヌーブラなどを詰めてポロリしないようにガードします。しかしこういった作品の撮影の場合、ヘタに詰め物をすると“おっぱい詐欺”だなんだと揶揄してくるファンもいますからね。鞘師さんの場合は年齢以上に幼い風貌と、それに似合わず熟達したダンスの実力が魅力なので、あえてパッドなどは入れないように考えたのではないでしょうか。とはいえ、ニップレスが見え隠れするほど深く胸元が開いてしまっているので、何かしら対策は講じるべきだったと思います。VTRのチェックも甘かったのでは?」(アイドル誌編集者)
実際、大人でも胸板の薄いスーパーモデルの冨永愛は、放送された『土屋アンナ&冨永愛VSよゐこ 真夏の無人島で2泊3日0円生活』(テレビ朝日系)でキャミソールから乳頭が「コンニチハ」してしまうという放送事故に遭った。
11月には、鞘師以上の「子ども体型」で人気の高いメンバー、工藤遥(12)のDVDもリリースが予定されている。子ども体型というよりも、まだほんの子どもである。AKB48など他のアイドルも同様だが、数多くいるメンバーで全員が平等にソロ写真集やDVDを発売できるわけではなく、特に人気が高かったり運営サイドに「推され」ているメンバーだけがリリースの機会を得ることができる。なればこそ、そうしたメンバーを大切に守るという意味でも、発育に合ったサイズの水着選びや、ポロリしないための工夫、そして最終VTRチェックは入念に行った方が良さそうだ。ちなみに、胸元チラリの危険がもっとも軽減されるのは「スクール水着や競泳水着といった、フィット感のある素材のもの」(前同)だという。それはそれで、フィットしすぎて股間のクイコミなどがファンたちの間で話題になりそうだが……。