11月公開予定の映画『任侠ヘルパー』で、清純派女優の夏帆(21)がキャバクラ嬢役を熱演した。24日、TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた完成披露試写会に出席した彼女は黒髪ロングヘアで清楚なイメージを崩さない風貌だったが、劇中では茶髪に濃すぎるメイク、露出度の高い服装で、「田舎の垢抜けないギャル」そのもの。幼い弟妹たちの面倒を見るためにキャバクラで働く孝行娘という役柄だが、子ども時代から芸能活動を開始し、清純な印象を与える役を与えられることが多かったため、夏帆本人も「これまでの私のイメージをくつがえすような役が皆さんにどのように映るのか」と不安そうな表情を見せていた。
「キャバ嬢役というだけじゃなく、主演の草なぎ剛(38)と濃厚キスシーンもあるんですよ。年の差恋愛ですね。夏帆のキスシーンは初めてではなく、昨年放送されたNHKドラマ『カレ、夫、男友達』でも白衣姿での激しいキスを演じています。もちろんフリだけではなく、ちゃんと唇同士が吸い付くようなキスでしたね。CM契約を獲得するためには清純イメージが好まれますが、かといっていつまでもオクテな女学生の役ばかりやってるわけにはいきませんからね。新境地を開拓しようと挑戦していることは確かです」(芸能記者)
女優ながら、素顔をバラエティで公開することも少しずつ増えてきており、一昨年は『グータンヌーボ』(フジテレビ系、現在は終了)にて、事務所に恋愛を禁止されてはいないが、マスコミにバレないようにヤッていると明言。『笑っていいとも!』(フジテレビ系)でも、「初デートは14歳のとき。家の近所を手をつないで歩きました」と早熟ぶりを明かしていた。これには男性ファンから落胆の声が相次いだが、アイドルとして「処女です、応援してください」などと公言しているワケでもなく、演技で勝負する女優なのだから私生活でどんな恋愛をしようが外野がとやかく言う筋合いはないだろう。
むしろ彼女の場合、どんなに奔放な発言をしてもなかなか「清純派」から脱却できていないのが悩みなのだという。
「色白、黒髪、高身長の美人。しかしながら肝心の色気が足りない。キャバ嬢役で茶髪にしても、コスプレっぽくなってしまうというか……。つまり子どもっぽさが抜けないんでしょうね。もう21歳なので、大人の女優として求められる演技をしたいらしいのですが、一方でこれまで抱えてきた清純イメージを崩し切ることもできず、思案しているようです」(芸能プロダクション関係者)
そんな彼女に対して、「水着待望論」が一部ネット上で勃発している。というのも、夏帆は言わずと知れた「隠れ巨乳」の持ち主。学生時代からその豊満ぶりはウワサになっており、洋服の上からでもハッキリとわかるほど、胸に存在感がある。折しも、同世代の子役出身女優・成海璃子(20)が8月に水着写真集を出版し、Eカップはあろうかという爆乳を白日の下に晒したばかり。同じく谷村美月(22)も、子役時代からは想像も及ばない成長を遂げた推定Fカップの美乳を武器に、セクシー系演技派女優に見事な転身を果たした。また、『3年B組金八先生』(TBS系)などのドラマでキラリと光る演技を見せ順調に女優街道を歩んでいたものの、いまひとつパッとしなかった本仮屋ユイカ(25)も、写真集で大胆な下着姿や背中ヌードを惜しげもなく見せて「こんなキレイな女優がいたのか!」と注目を集めている。夏帆も一皮ムケる切り札として、ひた隠しにされてきた双乳を利用しない手はない。
「彼女が脱いだら相当話題になるでしょうね。これまで封印してきたぶん、ただの水着写真集でさえ価値が相当高まっています。演技の面でも、キスシーンだけでなく濡れ場を演じればそれこそ今、視聴者を騒然とさせている昼ドラ『赤い糸の女』(フジテレビ系)の三倉茉奈(26)以上の話題性を狙える。来年あたり、ありえるかもしれませんよ」(前同)
果報は寝て待て。
(文=篠田ロック)