絶対に負けられない戦い…挿入直前で女性が思いとどまったらどうする!?

※イメージ画像 photo by SweetJenny89 from flickr

 何度もデートを重ねて、その間に膨大な数のメール交換をして、告白した後に付き合う。もしこんな過程を踏んで初エッチに挑むなら、まず間違いなくスムーズに事は運ぶだろう。女の子がエッチを渋って、男は必死に説得するなんて構図は、今の時代なかなか考えにくい。

 だけど世の中には、イレギュラーなエロ展開が数え切れないほどある。たとえば合コンで盛り上がり、そして豪快に酔っ払い、思わず手を出す。相手も軽く拒否しながら結局はキスしたり、色々なことをしたりしてホテルへと向かう。そして、当然ながらエッチを行おうとする。多くの男性が憧れる「会ってその日」パターンだ。男性からすれば、ホテルに来た時点で勝利は確定。心の中じゃガッツポーズしているし、トイレに行った時には、息子とそれを覆う皮の間に挟まった陰毛を丁寧に取り除いているだろう。

 だけど、女性にとってはまだ、真の意味で決断を下していない場合がある。ホテルまで来て、いざ男が始めようとした段階で「やっぱりやめよう」と思いとどまるケース。男性にとっては考えたくもない話だが、こういう悲劇は巷でよくおこっている。

 なぜこんなことが起こるかといえば、もちろんそれは「軽い女になりたくない」という女性の気持ちがあるから。そしてこの時、男性は多いに悩む。こんなところまで来て、下半身はすでに沸点に達しているのに、やっぱりやめることなんてできない。それは下半身への冒とくだ。とはいえ、強引に押し切ろうとすれば相手はさらにガードを堅くし、さらには嫌われる可能性もある。何より、今日ここまで来れたのだから、おとなしくあきらめれば、次回は確実にヤレるはず……。

 ホテルまで来てやらないのはツライ。だけど本当に「次回確実にヤレる」なら、今回は流してもいい。しかし現実的に次回セックスできる確率は、よくて30%。というのも、直前まで来て拒否する女性は、結局、一瞬でも安易にヤラせようとした自分を嫌う。だから、次に会ったときはそんな「軽い女」のイメージを塗り替えようとするため、真逆の堅い女を装う。手さえつなげない可能性もあるし、何かしようとすれば「今日は絶対ダメ」と過激な反応を示すはず。さらにきついケースは、軽率な行動を取った自分を抹消したいがために、その男との関係をナシにしようとする場合。こうなるともうセックスどころか二度と会えなくなる。

 つまり、ある程度手を出したらもう引き戻れない。相手が挿入直前で思いとどまっても説得するしかない。とはいえ、もちろん力ずくはいけない。だから、お互い同意の上でのセックスに持ち込む方法を考える必要がある。

 相手が直前で思いとどまった時、多くの場合は「早すぎる」という言葉で拒否してくるだろう。これに対し「早くなんかないよ!」と覆そうとするのは難しいのではないだろうか。やっぱりどう考えても早い。むしろ「早いことは自分も分かっている」というスタンスで挑もう。早いのは分かっていても男は止まれない。そういう感覚だ。

 しかし、もちろん相手は納得しない。そこでこちらは「もうガマンできない」という主張をするわけだが、そこで大事なのは「この状況ではガマンできない」という形にすること。なぜなら、ホテルまで来ているのは間違いなく相手の意思あってのこと。その上でここに来たからこそ、ガマンができない。つまり「相手にも責任はある」ということだ。とにかく「早すぎる」とか「お互いのことを知らない」という話には付き合わないこと。分かっているけど、もうすでに下半身がフルアクセルであるとアピールする。

 相手が「まだ早い」と言うのは、その瞬間において真剣交際を見据えているから。男がそれに付き合って、「早くない」と言っても、あるいは「俺は付き合う気でいるよ」とか大マジメに言っても、それはますます相手の気持ちを真剣なものにし、ガードを堅くしてしまう。

 むしろ、女性が「これは遊びなのかな…」と思うくらいでいい。男性側がヤリたいがために必死に「本気だ」「遊びじゃない」と言うと、それはむしろ女性の気持ちを優位にさせ、「これだけ言う人なら、今日ヤラなくてもいい」となってしまう。だから、エッチに向けて説得していく中でも、ところどころで相手を突き放すような行為を入れていくと良いだろう。

 また、中には「今日ヤッたらもう会わない」という女性もいる。その場合は1時間ほどガマンしたふりをして、「やっぱりガマンできない」と手を出そう。「このままガマンしたら、ひからびて死んじゃう」という赤面ワードを放り込んでもいい。

 なお筆者の経験上、「今日ヤッたら会わない」という女性の7割は、結局その後も会おうとする。むしろ自分がヤッたことを正当化するために、長期的な関係を希望する。だから「今日ヤッたら会わない」という言葉にあまり惑わされなくてもいい。むしろ勝利を確信しよう。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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