東京ドーム公演での大胆な「再組閣」で世間を驚かせたAKB48。チーム4の消滅やキャプテン交代、さらにこれまで人気に貢献してきたメンバーたちが大阪や福岡のみならずジャカルタや上海に飛ばされることが明らかになり、ファンは大騒ぎだ。この大幅な改革ですっかり忘れ去られそうになっているが、AKBから派生した福岡・博多を拠点に活動するアイドルグループ「HKT48」に、一期生5人が突如脱退するという事件が勃発したのはつい最近のこと。事前に怪文書がネット上で飛び交っていたこともあり、「イケメンの男性ファンと親密になって、男の自宅に数人でお泊りした」「飲酒、喫煙もしていた」というウワサが脱退理由としてささやかれたが、脱退メンバーの一人である菅本裕子（18）は22日、Youtubeに動画を投稿し、自らの言葉で経緯を説明した。
菅本によれば、活動を辞退した理由については「大きく分けて2つある」。ひとつは、現在高校3年生である彼女が、卒業後の進路について悩んでおり、もともと興味のあった料理の道に進みたいという思いが強くなってきたため。そしてもうひとつは、実際にファンとの私的な交流に及んでしまったことだという。「興味本位で（メールを）送ってしまって。アイドルとして自覚がなかった」と明かした菅本。ファンとやり取りしていることをマネジャーに気づかれて叱責され、「アイドルを続けたい？ 続けたくない？」と聞かれて自ら辞退を選んだそうだ。ただ飲酒、喫煙、お泊りについては「嘘がこんなに広まったのが悔しい」「そんな証拠は絶対出ることはない」と全面否定した。
ところが、もともと「会いに行けるアイドル」としてスタートし人気を博した48グループでは、気に入った男性ファンとの私的交流は日常茶飯事だったという。AKB本体8期生の西川七海が解雇された理由は、若い男ヲタと撮ったスリーショットプリクラが流出したことであったし、メンバーと実際に付き合ったことのあるファンも少ないながらいたという。
「AKBのコたちでも、熱心なジャニヲタのコはクラブで見かけたりしますけど、ファンの中から好みのイケメンを指名して相手を調達して合コンしてるって話の方が多く聞きます。あ、彼女たちは合コンじゃなくて“お食事会”って呼んでますけど。特にすごかったのは初期メンで古株のK。合コンクイーンだし、ヤリマンで有名だから、指原莉乃の文春事件があった後に『次に暴露されるのはアイツだよね』と一番ウワサされてた」（某クラブ常連客）
以前はそのお食事会でもっとも“お持ち帰られ率”が高いのは板野友美といわれたが、最近はすっかり合コンに参加しなくなったという。
「もう小物と遊ぶのは飽きたんじゃないですか？ プライベートではAKBメンバーとほとんど遊んでなくて、親友のトリンドル玲奈とかアゲ嬢の武藤静香に業界の人を紹介してもらってる。板野は雑魚メンと違って認知度が抜群に高いから、自然とそっち（大物芸能人）の輪の中に入り込んでるみたい」（前同）
過去には秋元才加の自宅に演出家の広井王子がお泊りしたことが発覚し騒動となったこともあるが、「演技指導していた」という苦しい言い訳が成立し、男女関係については認めなかったことで不問となっている。人気ナンバーワンの大島優子はウエンツ瑛士やダンサー、韓国人アイドルとの熱愛がウワサされ、高橋みなみもクラブでの目撃談がある。すでに数々の“ボロ”が出ているものの、今回のHKT大量脱退事件のように処分が下されることなく、黙認される例も多い。相手が芸能人だとすると、週刊誌の張り込みカメラマンに狙われる危険性が高まり、かといって一般人だと指原のように破局後に情報を売られる可能性もある……。過去に彼女たちと合コンしたことのある男性陣から足がつかなければいいが。