フェロモンを増した内田有紀に再ブレイクの兆し

※イメージ画像:『内田有紀ファースト写真集 YUKISS』集英社

 9月に公開される映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』で篠原夏美役を演じる内田有紀。同シリーズには14年前から参加しているが、ラスト作にも出演して有終の美を飾ることになる。ほかにも今年は『最後から二番目の恋』(フジテレビ系)『未来日記 ANOTHER:WORLD』(フジテレビ)などのドラマに出演しており、来年もKAT-TUN・亀梨和也の主演映画『俺俺』のヒロインを務めることが伝えられるなど、ここにきて再び輝きを取り戻しつつある。

「一時露出が減った後に人気を取り戻す“セカンドブレイク”状態になりつつありますね。『俺俺』ではミステリアスな女性・サヤカを演じることが発表されていますが、ボーイッシュな魅力で売ってきた内田ももう36歳。熟女と呼ばれる年齢です。私生活では2002年に結婚した吉岡秀隆とDV疑惑もあって離婚しましたが、年を重ねたことで色気も増して、醸し出す雰囲気も変わってきたことが再評価されているのでしょう。女優は私生活での紆余曲折が如実に反映される仕事ですからね。離婚を経て女優としての深みが増した広末涼子のように、これからの表現力には期待できると思いますよ」(芸能ライター)

 内田は結婚当時、周囲の反対を押し切って芸能界活動を停止したが、2005年の離婚後は芸能界に復帰。それからは順調に仕事を重ねており、この時期は内田のキャリアの中でも第二の黄金期といっていいだろう。第一期は間違いなく、1992年のデビューから2002年に結婚するまでの時期だ。1994年には『時をかける少女』(フジテレビ)で連続ドラマに初主演し、同年10月には「TENCAを取ろう! -内田の野望-」で歌手デビュー。ドラマの主題歌にもなった同曲は、デビュー曲で初登場1位というオリコン史上初の記録を打ち立てた。女優、アイドル、歌手としてまさに一世を風靡していた時期だ。

「『こんなにショートカットが似合う女の子がいるのか!』というぐらいの衝撃でしたからね(笑)。健康的でさわやかな魅力は、広末涼子や遠藤久美子など、その後のショートカット美女の登場に先鞭をつけたともいえる存在です。また、その頃魅了されていた年代が制作スタッフの中軸を担っていることも現在の仕事が好調な要因かもしれません。30~40代となったかつてのファンが『一度は一緒に仕事を』と願う心情もわかりますからね」(同)

 ネット上でも「こんな36歳最高だ」「久しぶりに見たけど、歳をとっても綺麗だね」などの声が上がっている内田だが、男運の方は持ち合わせていないようだ。良き夫に見えた吉岡秀隆は亭主関白で暴力を振るうこともあったといい、離婚後に関係がウワサされたファッション関係の実業家K氏は自分が起こした交通事故の責任を部下に押し付けるという犯人隠避教唆罪で逮捕。その後、交際が報じられた千原ジュニアは2人きりになると赤ちゃん言葉で甘えてくるといった性癖が伝えられている。

 現在は、昨年5月に発覚した柏原崇との交際が続いているようだが、バツイチ同士だけに恋のゆくえは気になるところ。すんなり再婚せずに、これからも色恋を重ねて、さらにフェロモンを増していってくれればうれしいのだが……。
(文=津本ひろとし)

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