もはや宗教!! 上地雄輔の暴走DQNぶりに非難集中もファン絶賛

※イメージ画像:『上地雄輔 2012年 カレンダー』エンスカイ

 かつておバカブームを生み出した『クイズ!ヘキサゴン』(フジテレビ系)でブレイクした俳優・タレントの上地雄輔(33)。番組終了後、おバカ度数を抑えて良きパパ路線にシフトしたつるの剛士(37)、スザンヌ(25)や里田まい(28)も結婚、木下優樹菜(24)は先日、第一子となる女児を出産したが、上地だけは相変わらずだ。「羞恥心」「アラジン」など島田紳助プロデュースの番組派生ユニットで人気を博した結果、2009年に歌手としてソロデビュー。現在は歌手活動をメインにしており、6月から全国ツアー「あの・・絶対オイラにしかできないんですケド。」を開催中だ。もともと上地のイタズラ好きはファンの知るところだが、そのツアースタッフへのイタズラが「おバカ」の度を越しているという。

 上地はブログ「神児遊助」にてツアーの裏側を頻繁に公開しているが、8月9日付の記事で、飲食店にて食事中に、激辛青唐辛子を食べるのをためらう友人のDJ“NOBB”に「ゴキブリ」を食べさせたというエピソードが話題になっている。これはもちろん本物ではなくおもちゃのゴキブリなのだが、飲食店でゴキブリをネタに大騒ぎする姿はあまりにも幼稚で常識を欠いているとネット上で非難が集中している。ましてもう33歳の「いい大人」がするようなイタズラではないハズだ。

 のみならず、上地は先月末に、ライブリハーサルに遅刻したダンサーに対して激怒した際に更新したブログも問題となっていた。「プロとして、パフォーマーとして、仲間として、クルーとして、どんな偉かろうと年上だろうと何様でもオイラは絶対に許しません」と宣言し、「死」「殺」「マジぶっとばす」などと書かれた段ボールを用意した上地。ダンサーが到着すると、そのダンボール上に正座して土下座させ、青いポリバケツに入ったドリンクを罰として飲ませていた。その一部始終を上地はためらいもなくブログにUP。ちょうど滋賀県大津市の中学校で起きたイジメ問題が世間を騒がせていた最中でもあり、「まるでイジメ」「DQNすぎる」と、こちらも非難の声が相次いでいた。

 ところが上地のブログにコメントを寄せるファンたちは、上地に心酔しており、どんな問題行動も「可愛いなあ」で認めてしまう。遅刻したダンサーに厳しく接する姿には「雄チャンの叱りは愛があるなぁ♪」「雄ちゃんめっちゃ最高のリーダーだね☆」「雄ちゃんが優しいというのは誰でもわかってるから、厳しくする時は厳しくした方がいいと思います」。ゴキブリのイタズラには、「雄ちゃんは相変わらずイタズラ好きやねぇ、そんな雄ちゃん大好きだけどね」「またまたゆちゅけのイタズラさんがむくむくと‥(笑)でもそこが超可愛いぃ♪」などなど、上地が何をやらかしてもファンたちは愛情たっぷりの目線で見守っているのである。

「上地には本当に熱狂的な信者が多いです。2年前に上地がラブホテルで女性との情事のあとに撮られた写真が週刊誌に載った時も、生々しいセックススキャンダルにファン離れが起きるかと思いきや『雄ちゃんのコトを信じてるカラ!』と逆に応援するファンが多かった。イケメンというよりも自然体で売っているのに、ここまで女性たちの心を鷲掴みにできるのはある意味すごいです。もはや宗教ですね。CDの売上自体は、年間の新人売上1位を記録した09年と比較すれば落ちていますが、これ以上悪くなることはないと見られており、安定した人気。ブログも歌詞もメッセージ性が強く、それを気持ち悪く感じる人は毛嫌いするでしょうが、考えにブレがないため共感する人はとことんついていくのでしょう」(芸能記者)

 「父ちゃん」と慕った島田紳助が芸能界を引退し、岐路に立たされたおバカタレントたちは前述のように路線変更や結婚など身の振り方を考えたが、上地はむしろ下手に路線を変えず、現状維持でもファンはそのままついてくると踏んだのかもしれない。その読みは当たっていた。外野からどんなバッシングを受けようとも、宗教内部の信者には教祖の悪評など耳に入らないものである。問題発言の多いタレントではあるが、多くの熱狂的ファンが支持する以上、音楽活動のスポンサーが完全に離れる心配もない。上地教は当分安泰のようだ。

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