ELT持田香織、中島知子化5秒前!! 気功師に異常心酔も「やっぱり声が出ていない」

※イメージ画像:Every Little Thing『あたらしい日々/黄金の月』
エイベックス・エンタテインメント

 Every Little Thingのボーカル・持田香織(34)の「謎の気功師夫妻」への傾倒ぶりが明らかになり、彼女の周辺から心配の声が上がっている。

 7月に「週刊新潮」(新潮社)が報じ、今月9日発売の「女性セブン」(小学館)にも記事が掲載され、オセロ・中島知子に続く第二の洗脳騒動に発展しそうな勢いだ。

 一連の報道によると、持田は身体のメンテナンスや小顔矯正、風水アドバイスなどの相談をするうちに気功師夫妻を信奉。信頼を寄せるあまり、同じマンション内に住むようになり、そのすぐそばに3億円の5階建て新居を建築するまでに至ったという。

 5年前に気管支炎を患った持田は、ライブで「声が出ていない」と批判されることが多くなった。思い悩んでいた彼女は知り合いのスタイリストから、気功師の岩本崇志・結城天蓮夫妻を紹介された。静岡県で治療院を営む夫妻は都内に出張所も構えており、ワラにもすがる思いで出張所を訪ねた持田は施術によって喉の状態が改善し、悩みも消えたという。持田は自身のエッセイ本で「心が喜んでいるのがわかった」と施術の効果を綴っている。

 それから週に一度のペースで施術を受けるようになった持田は、夫妻が出張所にいない時は静岡まで出向き、ツアー中で身動きがとれない時は夫妻に出張を頼むほど、彼女にとって夫妻は必要不可欠な存在になっていった。

 持田にとって夫妻の助言は絶対的なものになり、写真撮影前に金粉入りの粗塩を腕や足に擦り付けたり、宿泊先のベッドの四隅に盛り塩を置くなどの奇行を見せるようになった。地方でライブがある際には「(天蓮氏に)東京から“気”を送ってもらう」などと言いだし、スタッフを困惑させることもあったようだ。

 傾倒は更にエスカレートし、持田は親と同居するために購入した新居を2008年に離れ、都内の出張所が入っているマンションに引っ越しまでしてしまった。昔から「ずっと家族と暮らすのが夢」と語っていた持田だが、その夢を捨ててまで気功師夫妻の近くに住みたいと思ったようだ。それだけでなく、前述した新居を出張所から徒歩30秒の距離に建設中だという。

 さらに、夫妻の影響は創作活動にも及んでおり、持田は月刊『音楽と人』(株式会社音楽と人)の昨年11月号で「今トータルコーディネーターでお願いしている結城天蓮先生と一緒に歌詞を書く作業をしたりしていて」などと語っている。ドラマ主題歌にもなった最新ソロシングル「美しき麗しき日々」の歌詞を見てみると、「明日には心に花咲かせ」「滲んだその景色は やがて祈りを超えて生き還る」といった抽象的な歌詞が多くなっている。彼女の過去の作品と比べると異質な感じが否めない。

 持田はネットメディアのインタビューでも「ちょうど10周年を終えた頃、自然治癒力を高めてくれる先生方に出会ったんです」と夫妻を紹介し、8月発売のソロアルバム『manu a manu』のクレジットに夫妻の名前を入れている。ライブのMCでも、いかに夫妻が素晴らしいかをファンに説くようになっていった。

 洗脳疑惑が出るのも仕方ないような傾倒ぶりだが、当の結城氏は『女性セブン』の取材に「報道されていることは事実ではない」と主張し、「想像もしなかったような報道のされ方に憤りを感じています。持田さんは整体施術などをした私たちに感謝してくれています。CDに名前を出してくれたのも、多分その思いがあったからだと思います」と語っている。

 だが、夫妻の治療院に関して「年末の厄祓いで数十万円をとる」といった一部報道もあり、ファンや関係者は持田が食い物にされているのではないかと不安を募らせている。また、気功の効果を疑問視する声も上がっている。今月8日放送の『FNSうたの夏まつり』(フジテレビ系)にEvery Little Thingが出演し、代表曲の一つ「fragile」を披露すると、ネット上では「持田香織さんどうしちゃったんだろ……声出てない」「ビックリするぐらい高い声が出てないね」「音程も外れてるな」といった視聴者の感想がネット上に相次いだ。

 本人が納得したうえで気功によって心身が安定し、仕事やプライベートがうまくいくならば、他人がどうこう言うことではないのかもしれない。持田の所属事務所も「結城先生と持田のお付き合いは、良識の範囲と認識しております」とコメントしているが、中島騒動という前例があるだけに、気付いた時には手遅れという事態は避けてほしいところだ。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops

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