手軽にヌケるオナクラ増殖中!! 不況のアオリで急増するライトフーゾク


※イメージ画像:『風俗情報誌 MAN-ZOKU(マンゾク)2012年 09月号』
シーズ情報出版

 新宿や池袋で手コキのオナクラが増えている。オナクラとは、女のコにオナニーを見てもらうだけの風俗で、オナニークラブの略だ。自分でシコシコして発射するのもいいが、ほとんどのお店では、女のコが手でヌいてくれる。昔からある形態のフーゾクだが、ちょっとマニアックであり、見方によっては変態っぽいところもあるので、それほど店が多いわけではなかった。しかし、今年になって急増しており、新宿に10店舗以上(7月末現在)もある。

 その背景について、風俗情報サイト『MAN-ZOKU』編集部の丹田編集長は次のように言う。

「最大の理由は、景気が悪いために、手軽に安くヌきたいというユーザーが増えているからです。かつてのピンサロのポジションにあるとも言えますが、ピンサロは暗いとかオバサンが多いという古いイメージもまだ残っています。実際は決してそんなことないのですが……。オナクラは“脱がない・舐めない・さわらせない”というライトフーゾクなので、フーゾク未経験の若いコが集まりやすく、それが人気の理由でもあります」

 実際、どの店のサイトを見ても、在籍する女のコはみな20歳前後の若さだ。そして、とにかく料金が安い。たとえば、歌舞伎町『あんぷり亭』は部屋代・手コキ込で2,700円~(入会金無料、指名料別)。同店の藤原店長はこう語る。

「年齢的に客層はバラバラで、ほとんどのお客さんは2,000~3,000円で遊んでいきます。給料日後だとオプション追加も増えます。フーゾクは初めてという女のコが多く、みなアルバイト感覚ですが、他のバイトよりは稼げます。人気のあるコは予約でいっぱいになりますし、指名料で稼げますから」

 ただでさえ安いのに、すでに価格競争が激しくなる気配もあり、今ではいろいろなオプションを付けるなどして差別化を図る店が増えている。『あんぷり亭』もオプションが多い店で、上半身ヌード(おさわりなし)が1,000円なのだが、それでもオプションなしで遊ぶ客が多いというのは、コスト優先の客が増えているということだろう。

「風営法で新しい店舗型風俗店はできませんので、オナクラもデリバリー形式です。ひとつのテナントに共同で複数の店舗の受付所を設置しているケースが多いので、店側にとってそれほど維持費はかからないでしょう。女のコたちの人件費も安くて済みますので、最大の問題はいかに回転率を高くするかです」(『MAN-ZOKU』丹田編集長)

 手コキとはいえ、20歳前後のカワイイ女のコにヌいてもらえるなら2,000~3,000円は魅力的な金額だ。お店によっては、生フェラのオプションを用意しているところもあるが、それだと料金はプラス5,000円で総額7,000円以上になってしまう。う~ん、フェラしてもらうなら、普通のヘルスに行ったほうがいいか……。
(文=上条泡介)

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