打たれ弱い男にはキツイ展開、「後日連絡したら返信なし」を避けるには!?

 男女の色恋沙汰には悲しみがつきものだ。たとえばホテルに連れ込みながら相手が生理だった時、たとえば乳輪がびっくりするくらい大きかった時、たとえば合コンで一人だけ相手にされず浮き気味になった時。性欲の探求は、悲しみとの戦いと言っても過言ではない。

 なかでも、多くの男性が味わったことのある悲しみといえば「後日連絡したら返信なし」だろう。合コンでアドレスゲットしたあの子にいざメールをしてみたら、次の日になっても返信がない。「仕事が忙しいって言ってたからな」と自分をごまかすが、次の日になっても返信がない。「もしかしてメールが届いてないのか?」と、これほど携帯電話が進化した時代にふさわしくない言い訳を浮かべ、再メール。しかし3日経っても4日経っても返ってこない。あるいは返信は来たものの「昨日はありがとー。そうだね、また今度ご飯行きたいねー」とロボットが打ったかのような無機質なメールが来て「じゃあいつご飯行く?」と聞いてみると案の定、返信なし。男ならば、1度はこんな経験があるだろう。

 では、どうすればこのような事態を避けられるのか。たとえばアドレスを交換する際の会話やファーストメールの文面を工夫することで、「返信なし」を防ぐことはできないのか。その問いに対する筆者トビタの答えは、ずばり「できない」。いや、仮にその工夫で何通かメールが続いたとしても、決して本来の目的であるゲットにはつながらない。結局しばらく経つと相手から返信が来なくなる。結局、どんな小細工を使ったところで会った時に相手の心を惹きつけなければ、メールは続かないのである。

 「それならお前はいったい何を言いたいんだ」と読者の方は怒っているだろう。筆者トビタが言いたいのは、「返信なし」を避けるために、アドレス交換する前の段階で「返信が来ない子を見極めよう」ということである。

 男たるもの、やはり少しでも自分の好みの子とパフパフしたい。それは仕方のないことだが、そういう女の子は基本的に人気が高くハードルも高い。結果、必死にアドレスを聞いても相手は自分に興味がなく返信が来ないケースが多い。これは非常にもったいない。であれば、合コンの時点で好みの女の子が「自分をアリと見てるかナシと見てるか」を判定し、ナシならばターゲットを切り替えてアリの子を探す方がずっと有益ではないか。ハナから好みの子をあきらめるわけではない。フルタイムかけて口説いた子が「返信なし」ではもったいなさすぎるから、合コン途中の段階で「この子からは返信が来るか=この子にとって自分がアリかナシか」を判別して、ナシなら別の子を狙おうという話である。夢のない記事だが、しかし「返信なし」を味わった男性の多くは「こんなんだったら、アッチの子を狙えば良かった!」と悔やんだとことがあるのではないだろうか。ということで、「返信なし」を避けるため、合コンなどで3つのテストを実施してみる。

 まず序盤の自己紹介の場面で、他の男がメインで話している時に、小さくボソッとつぶやいてみよう。内容は何でもいい。メインで話す男に対するツッコミなどがベストか。もちろんボソッとつぶやく程度だからみんながその言葉に反応するわけではない。しかし、もしそのつぶやきにしっかり反応する女の子がいたら、その子は自分のことを気にしていると見ていいだろう。恋愛に重要な第一印象で女の子は興味を示しているのだから、これは自信を持っていい。

 次に、女の子に「苦手な男性のタイプは?」とたずねてみる。そこで女の子が何らかの回答をしたら「やばい、俺そういうところあるかも」と、あえて自分が当てはまるフリをしてみよう。その時もし女の子が「あ、でもトビタ君みたいな場合は別にいいんだよ。そうじゃなくて…」と反応した場合は、その女の子から高評価だと考えていい。

 さらに二次会への移動や駅までの帰り道。歩いている途中、多くの男性はとにかく自分の気に入った子の隣りをゲットしようとみずから動いてしまうが、そこはあえて集団から少し遅れ気味に最後方を歩こう。そして後ろから女の子の足取りをよく観察しよう。この時、ちょっとでも歩くペースを遅くし、自分との距離を縮めた子がいたら、その子は間違いなく自分に多少の気がある。露骨に隣りに来る女の子は少ないが、わずかでも後ろに気を配る素振りを見せた子がいたら、その子がチャンスだ。

 このようなテストを飲み会などで実施すれば、自分に好意を持っている女の子は見えてくる。そしてそういう子は決して「後日連絡したら返信なし」にはならない。かわいい子に行きたい気は分かるが、ずっとアプローチした結果「返信なし」ではもったいなさすぎる。だからこそ、このテストを行って、早めに相手の意思を確認しよう。
(文=トビタシンイチ/ブログ「トビタシンイチのエロ探検記」

トビタシンイチ(とびた・しんいち)
日夜エロネタを求めて風俗・合コン・ナンパに挑むエロ探検家であり、ライターとしてさまざまな失敗エピソードを紹介している。国内有数の早漏男子という顔も持つ。

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