中学生時代、ジュニアアイドルとして人気を博したしほの涼ちゃん。大学生に成長した今、その活躍はグラビアだけにとどまらず、映画や月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』（フジテレビ系）に出演するなど、演技力も注目されている。
長いキャリアを積み重ねてきた涼ちゃんは、これまでに30枚近いイメージDVDをリリース。その本数を考えると、弱冠20歳にして大ベテランの域だ。そんなベテラングラドル・涼ちゃんが、今までの集大成に近い『スクール水着 Annual』（タスクビジュアル）を発売。タイトルから分かるとおり、ほとんどの衣装がスク―ル水着で構成されているそうだ。
スク水といえば、ブルマ、ナース服、ネコミミなどと並ぶコスプレの衣装の定番として根強い人気を誇る。これに涼ちゃんの華奢な肢体が包まれ、美しい曲線美を描いているのだから、スレンダーフェチとしては黙っちゃいられない。何より、ジュニアの頃から「しほの涼といえばスク水」というほど彼女は数々のスク水姿を披露してきた。言わば涼ちゃんにとっての「鉄板の水着」、それがスク水なのだ！ というわけで、早速、秋葉原ソフマップで行われた発売記念イベントに突撃してきましたよっと。
今作はスク水祭りということで、過去のVTRもたくさん収録。涼ちゃんの成長を振り返ることができる作りになっているのだとか。
「15歳から今までの5年分のスクール水着姿を収録しています。若い順ではなく、シャッフルされていますね。自分では、見てどの時期に収録されたものなのかは分かりますけど。昔の自分は『若いな』って思います。見ていると不思議な気持ちになるかも。だって、シーンごとに顔や髪型が違ったり、肌が黒かったり、ちょっと雰囲気が変わった人がいっぱいいるみたい（笑）」
自身の成長を記録したとも言える作品なワケですね。君の成長を見つめていたファンにとって、中学生、高校生、などの時代時代の涼ちゃんを堪能できる今作は、お宝DVDになることまちがいなしかも!? ちなみに、特に思い出に残っている水着はありますか？
「紫のスクール水着、というか競泳水着ですね。このときの撮影では、収録に使う衣装をほとんど自分で考えたので、思い出深いです。でも、それにしてもよくここまでスク水を集めたなって気もします。もうスクール水着のネタが切れてきて、なかなか大変なんですよ（笑）。スク水だけだとすこし寂しいので、ゼッケンや名札をつけて少しでもバリエーションを増やしたり、笛をくわえて先生風にしてみたりしています。目の前に海があるのに、なぜかスク水姿で家庭用のプールをふくらませて入ってるシーンも（笑）。いろいろと趣向を凝らしてきたので、やり尽くした感がありますね」
確かに涼ちゃんほど、多種多様にスク水を着こなしたグラドルはいないだろう。スク水のネタ切れを心配してるみたいだけど、もしやグラビアに関しても少々飽きがきていたりとか？
「そんなことはないですよ。昔からグラビアをしていて恥ずかしいと思ったこともないので、続けたいです。大学卒業後は、英語を生かして海外に関わる仕事につきたいと考えているんですけど、それと並行してグラビアも継続したいです」
涼ちゃんは現在、目標のために留学も視野に入れているという。ファンならば、彼女の夢を応援したいところだが、正直、寂しい気持ちも……。しかーし、留学しても、就職しても、きっと涼ちゃんはグラビアを辞めないハズだ。鉄板のスク水を脱ぎ、よりオトナになった彼女の姿も見てみたい。
（文＝ネズミ親父／撮影＝黒清）
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