とはいえ、予告では最大限に煽るのがバラエティーの常。本放送ではそこまで過激なトークは出ないだろうと踏んでいたのだが……。前半戦では、元SDN48のKONANが「プライベートで縄で縛られたことがある人」(YES2人)、辰巳奈都子が「今までお付き合いしてきた彼氏にグラビアポーズで写真を撮らせたことがある」(YES3人)と、それなりにスケベトークが弾んだ。手島優に至っては、「自分のグラビアDVDを見ながらHをする人!」と質問し、回答者が0人だったことに不満気で「え~? 良いもんなのに~」と自爆。
そして後編では、予告通り川村ゆきえが「お仕事が欲しくて、枕営業をしたことがある人は?」とブッ込んだ。このとき、彼女が引いたカードは3。つまり、川村はメンバー中3人が「枕営業経験アリ」と踏んで、この質問をしたことにある。これにはスタジオが騒然。どう回答していいものか戸惑うグラドルたちを見て、マネジャー陣からNGが入った。これに手島が「でもさ、これ止められたら誰かやってんじゃないのって思うよね。おかしくない?」と突っ込みをいれるも、質問は変更の流れとなった。グラビアアイドルたちにとって、枕営業は彼氏とのセックスや性癖よりもタブーなのだ。
かつて折原みかが「私はやったことないけど、やってる人はいる」とラジオ番組で暴露したり、眞鍋かをりの事務所独立裁判の中でも取沙汰された“枕営業”問題。番組で質問した川村ゆきえも、デビューから数年後の2005年、事務所移籍に関してモメにモメ、法廷闘争にまで発展して芸能活動禁止を余儀なくされた時期がある。その後、無事に移籍が完了して活動を再開し現在に至るが、移籍のきっかけは「AV出演を強要されたため」という噂が根強かった。一方で、枕営業をやらされそうになって逃げた、という説もあった。川村は辛酸を舐めた時期を経ているからこそ、「みんなはどうなの?」と純粋に聞きたかったのかもしれない。