*イメージ画像:『ViVi (ヴィヴィ) 増刊 109 BOOK vol.5 2012年 06月号』講談社
関西のお昼の情報番組『上沼・高田のクギズケ!』(読売テレビ系)で「女として許せない女性芸能人ランキング」が発表された。大阪と名古屋の女性を対象に“世論調査”を実施したものだが、その結果が意外だとネット上で話題になっている。
結果は、大阪の1位はローラ(22)、2位は藤原紀香(40)、3位は紗栄子(25)、4位・ほしのあき(35)、5位は山田優(27)。名古屋の1位は板野友美(20)、2位は磯野貴理子(48)、3位はローラ、4位は相武紗季(26)、5位は小林麻耶(32)だった。
イケメンで高収入の旦那を捕まえた山田や小林、ほしの、EXILEのTAKAHIROと熱愛が報じられた板野、離婚騒動で株を下げた紗栄子あたりがランクインするのは順当といえる。だが、週刊誌の「女が選ぶ嫌いな女」の常連である沢尻エリカ(26)や和田アキ子(62)らが入っていないのは少し意外だ。
それよりも意外なのは、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍しているローラが両方で上位に入っていることだろう。ローラといえば、当初は他のハーフタレントと同じウザキャラだと思われていたが、徹底したタメ口と明るい性格で人気が急上昇し、男女問わず受け入れられている。今年3月には『徹子の部屋』(テレビ朝日系)で黒柳徹子(78)相手にキャラを貫き通し、「あの徹子に勝った」とネット上でも賞賛を浴びた。
番組では「バカっぽいから」という理由も挙がったようだが、おバカキャラのタレントは他にもいる。最近はギャルや女子高生の間で「ウフフ☆」「オッケー!」といった“ローラ語”が流行しており、女性に不人気だとは思えないのだが…。
「若い女性に嫌われているという印象はありませんが、中高年の女性に嫌われている部分があるようです。50代や60代の女性からの『あんな喋り方でテレビに出るなんて信じられない』といった投書もありました」(テレビ誌編集者)
ネットでローラへの批判を拾ってみると、「敬語も使えない彼女がテレビに出ていることが不快」「子供がタメ口を真似したらと思うと心配になる」「頭が悪くても敬語くらい身につけてほしい」といった意見が書き込まれている。どうやら、彼女の持ち味であるタメ口が一部の中高年女性に不評のようだ。
だが、ファンの中には「ローラは最初嫌いだったが、段々とあのキャラが好きになってきた」という人も多い。今の彼女にはアンチをファンに変えるほどの勢いがあるだけに、タメ口は許せないという少しお堅い中高年の女性もローラワールドに引き込んでしまうかもしれない。
(文=佐藤勇馬/Yellow Tear Drops)
ハーフならRioの方が…