「交際順調アピール」を続ける菜々緒のタレント生命は西川貴教次第か!?

※イメージ画像:『菜々緒 2012年 カレンダー』/トライエックス

 身長172cm、スリーサイズは上からB80・W57・H82のスーパーモデル体型という羨ましい肉体を持つタレントの菜々緒が4月29日、東京都内で行われた本格派カクテル飲料「バカルディRTD缶」の発売イベントに登場した。菜々緒といえば、歌手のT.M.Revolutionこと西川貴教との熱愛でも有名であり、イベント当日の囲み取材でも報道陣からはふたりの熱愛についての質問が相次いだが、「何事もなく順調です」と幸せいっぱい余裕たっぷりに答えた。一方で、以前出席したイベントでは年内結婚を示唆していたが、結婚について聞かれると「間近だったりすぐには…。お互い意識はしてると思うんですけど」と煮え切らない様子だった。

 ふたりの熱愛発覚は、2011年7月22日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)がデートを報じたことからだった。関係者によると、ふたりは西川のラジオ番組で共演したことがきっかけで知り合い、2010年の秋ごろから西川が好意を寄せるようになり交際に発展。同誌は、ふたりが都内の飲食店のカウンターで食事をし、その後は堂々と手をつないで街を歩いていたと報じ、11cmの身長差と18歳の年の差カップルとして注目された。

 交際が公になってからの菜々緒の躍進は目を見張るものがあった。芸能人というものは得てして、たとえ実際に交際中でも所属事務所やスポンサー・ファンの手前言葉を濁すものだが、自称サバサバ系の性格で知られる菜々緒は「順調です」とすべてを肯定してきた。以前、菜々緒がゲスト出演した日本テレビ系の人気番組『しゃべくり007 2時間ちょっとSP』では、恋をしている女は愛されている自信もあって強いのか、「私服がダサいと思う女」「ナンパしてきた芸能人」「元カレ」などの質問に、サバサバきっぱり答えたこともある。「奇跡のモデル体形」「西川の彼女」「自称サバサバ系」という三種の神器で、好感度はともかく知名度をバク上げさせたのであった。

 交際発覚からそろそろ1年が経とうとしているが、ふたりの結婚については29日のイベントでも話していたように、まだ進展はないようである。これまで様々なイベントに呼ばれては囲み取材をこなしていた菜々緒だが、口にするのは一方的な結婚願望のみ。「アーティスト」という面が強い西川からの発言がなかなか望めないからか、菜々緒からの情報が命綱ではあるのだが、あまりにも結婚を意識しすぎて「重い女」状態になってしまっているようにもみえる。

 倖田來未の電撃デキ婚に触発されては「同じ女性として羨ましい。追いつけたらいいな」と言ってみたり、若槻千夏のデキ婚発表後の『サンデー・ジャポン』(TBS系)では、事務所で結婚できるのはひとりだと若槻に言われたと話した上で「(西川は結婚を)おそらく待ってくれると思います」と願望をのぞかせた。2012年3月のトークイベントでは、「プロポーズされたわけじゃないけど、将来的にいい方向に向けばという話はしてる。年内の結婚もあるかもしれない」と西川を牽制するような発言まで…。PUFFYの吉村由美との離婚を経験し、なかなか結婚に踏み込めないのかもしれない西川を無視するように、テレビを通じてじわじわと真綿で首を絞めるごとく「結婚」を意識させられる西川がかわいそうになってくる。

 どのイベントに出ようと、イベント本来の内容よりも西川との恋愛事情に終始される菜々緒関連の記事。すでに菜々緒のタレントとしての価値は西川に頼りきりである現状で、もし破局を迎えることになったら、しばらくは破局話でチヤホヤされるだろうがそのうちテレビから消えるのは明白だろう。どんなにスタイルが良かろうと、どんなに顔が可愛かろうと、それだけではあっという間に淘汰される芸能界で、自身の恋愛話を切り売りしないと話題のない菜々緒に「西川との結婚」と「ママタレントとしての将来」という成功はあるのだろうか。
(文=三坂稲史)

 

『菜々緒/FOUR O‘CLOCK』

 
やっぱりキレイだよねぇ


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