グラドルの多田あさみと夏目理緒がプロデュースを手がけていることで知られているガールズバー『PIPPI六本木店』『PIPPI新宿店』の経営者ら4名が2月24日、風営法違反(無許可営業)の疑いで逮捕されたのは先月報じた通り。東京都公安委員会の許可なく、店内のボックス席で男性客に女性従業員を同伴させて酒を注ぐなどの接客をさせていたという。また同店は、AV女優やグラドルを雇って接客させていたことでも有名であった。
逮捕騒動から半月となるが、プロデューサーの多田、夏目のブログやTwitterは、逮捕直前の日記やつぶやきを最後に、更新が途絶えている状況だ。
そんな中、「アサヒ芸能」(徳間書店)が続報を掲載した。この逮捕された経営者の1人が、夏目の夫だというのである。
夏目は昨年9月に『フライデー』(講談社)で妊婦ヌードを披露したと同時に、結婚も報告。だが、記事によれば、夫についてはその頃から「昔からの知り合い」としか語っていなかったという。一方、夫の方は、夏目が結婚を公表する少し前、周囲に対し「子供がデキて結婚する。オレのかみさん、元アイドルなんだよ」と嬉しそうに話していたという。
夏目の夫は、今回のガールズバー経営だけでなく、広告代理店、パソコン関連会社のほか、芸能関連会社や飲食店など、手広く事業を展開しており、会社も10社ほど経営するやり手だと報じられている。実際、オープンから約半年間での「PIPPI新宿店」の売り上げは約2,400万円、『PIPPI六本木店』の売り上げは1,600万円と、悪い数字ではない。
やり手の経営者である夫の素性を、夏目は結婚当初から隠し続けていたことになるが、なぜ、そうする必要があったのか。
「やはり、芸能界への大きな未練がそうさせたのではないでしょうか。記事には、夫の実業家としての側面のほか、少年更生施設に入っていたこともある不良であることや、『高岡蒼佑や市原隼人とは仲がいい』などとも吹聴していることなど、経歴や素行などにも触れられていました。これを夏目が自らのイメージダウンを避けるため、隠したかったのかもしれませんね」(芸能ライター)
しかし、結局のところ、今回の騒動で、店のイメージダウンは避けられない状況となり、結果、芸能人としての夏目のイメージも同様に低下するおそれもある。夏目は過去、すでに妊婦ヌードを披露しているが、バストトップを隠した控えめな露出であり、セミヌードの域を出ていない類いのものだった。未練を残した現在の夏目が芸能界で再起を図るには、これ以上の話題性やイメージダウンを払拭できるほどの過激さが求められるだろう。逮捕された夫の今後の事業の展開によっては、夏目がこれまで以上に過激な姿で芸能界に舞い戻ってくる可能性がないとはいえないだろう。
(文=近藤チカゲ)
彼女たちは大丈夫かしら?