エロ業界の鉄人・所沢ショーイチのハメ歴史 第70回

【ネットナンパ】強烈な爆乳に魅せられて

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Illustrate by ながおか

 今から30年近く前。筆者がオナニーを覚え始めた中学生時代のころ、よくお世話になったオカズは榊原郁恵チャンと河合奈保子チャンの水着グラビアだった。当時、彼女たちはオッパイアイドルとして数多くの少年のオカズになっていたのである。

 だが現在の基準で考えると、そんな彼女たちが本当に巨乳だったのかいささか疑問である。当時の彼女たちのバストサイズは84~85センチほど。全体的にふくよかだったのでカップサイズはせいぜいDカップといったところだろう。21世紀に入り、そろそろ干支が一周しそうなこのご時世では、Dカップくらいでは巨乳を名乗ることは決してできない。

 思うに、30年ほど前はDカップ程度の女性が目立ってしまうくらいに周りが貧乳だらけだったからであろう。戦後日本の食生活が激変してアメリカナイズされたことにより、巨乳チャンが珍しくなくなった。ホントいい時代に生まれたもんである。

 いつものように筆者愛用サイトの一つである【PC★MAX】をチェックしていた時のこと。この【PC★MAX】は他のサイトと違い、掲示板で募集をしている女性の写メをポイント消費ナシで見られるのが最大の特徴。

 とは言っても小指の爪の先ほどのサムネイル写真が見られるだけであり、詳しく見ようとするとポイントを消費してしまう。だが、たとえ小さい写真であってもそこから得られる情報はあなどれない。美人か不美人か、デブかガリか、色白か地黒か、清楚系の黒髪かギャル風の茶髪か、くらいは簡単に判断できるのである。

 それゆえ、筆者は【PC★MAX】を閲覧する際は、イの一番に無料で見られる写メを覗いているのである。

 
ばぃぃぃいいいいぃん!!

 
 その小さな写メを見た瞬間から目が釘付けになった。ブラジャー着用状態のバストアップの写真だったのだが、とんでもない巨乳チャンだったのだ! あえて表現するのなら、90年代後半にグラビアアイドルとして活躍した青木裕子の美巨乳を彷彿とさせる感じだ。あ、ちなみに女子アナのほうの青木裕子ではないので、お間違いなく!

 迷わずそのサムネイルをクリックして、大きい写真を表示させた。うーん、この写真だけでも十分オカズになるくらいに見事な巨乳チャンだ。ここまできたらその巨乳ちゃんがどんな内容の募集を行っているのか見過ごすわけにはいかない!

 
—————————
チアキ・35歳
東京都 
[投稿日時]
3/* 22:05
[メール受付件数]
(無限)
[募集内容]
今から。 
 
五反田からです。
恥ずかしいんですけど、敏感体質で濡れやすいんです。
こんな私のいやらしい身体をつかって楽しみませんか? 
 
一応結婚しているので写メ交換とアド交換はできません。
噛むのとかキスマークとかもNGです。 
 
優しくて理解のある紳士からのお誘い待ってます。
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 じつに男心を刺激してくれるお誘いだ。こんな誘いに乗らないテはない。即座にポチっと応募したのである。

 
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こんばんは~。都内の会社員のショーイチです。
いま渋谷でヒマしていたので、10分とかからずに五反田に行けます! 
 
あっちのほうは凄くノーマルですが、優しく愛撫しあうのが大好きです。 
 
ぜひお会いして楽しい時間を過ごしたいです。
よかったら詳しい条件とか内容を聞かせてもらえますか?
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 なんの変哲もないファーストメールだが、この5行ほどのメールには筆者の思惑がギッシリと詰め込まれた内容となっているのだ。まず前半2行で堅気の安牌だと思わせ、10分後に待ち合わせ可能という手ごろ感もアピールしている。つぎに中盤1行で、既婚女性には欠かせない優しさをアピール。そして後半の2行で下手に出てジェントルマンをアピールしているのである。

 長すぎず短すぎず、相手に安心感を与えるという我ながらよくできた無難なファーストメールだ。

 2分と経たずに返信があり、交渉開始。サクサクっと条件をあわせてアポ取り成功。こうして五反田駅前のレンタカー屋の前で待ち合わせすることになった。

 五反田の駅から徒歩数分。待ち合わせ場所に小走りで近づいていくと、それらしき女性が立っていた。遠目から見ると全体的にややポッチャリといった感じ。全盛期のころの郁恵チャンみたいな体型ってトコロだ。そして、遠目からでも爆乳の様子が手に取るようにわかる。写メで見た感じはGカップくらいと思われたが、あの盛り上がり方はHいやIカップくらいはありそうだ!

 ドキをムネムネさせながら近づいていき声をかける。

「こんばんは~。チアキちゃん、だよね?」

「あ、ショーイチさんですか。」

「うん。ゴメンね待たせちゃったかな?」

 なんて会話をしながらも筆者の目はオッパイにくぎ付けだ。

「写メに顔は写ってなかったけど、一発でチアキちゃんだってわかったよ!」

「え!? どうしてですか?」

「だって、その胸だもの。そんな綺麗な形の胸はそうそう見かけないからさ」

 最初から下ネタ全開の筆者であった。ただし、いきなり大きさを褒めないのがトコショー流。オッパイが大きい女性に対して、”オッパイ大きいねぇ”じゃ落第だ。さんざん言われ慣れているだろうし、もしかしたら大きすぎることにコンプレックスを抱いているかもしれない。そこであえて”綺麗な形の胸”と表現したのであった。

「フフフ、いきなりそんなこと言われたの初めてですよ!」

 掴みは上々である。このままずっと胸を凝視していたい所ではあるが、そうもいかない。谷間に吸い込まれそうな感覚に抗って、チアキちゃんの顔に目をやる。うむ、なかなかではないか! プロ野球ニュースのアシスタントを務めていたころの大島さと子に似ているではないか! 少々バタ臭い感がしないでもないが、余裕で当たりの部類だろう。

 照れ笑いするチアキちゃんをエスコートしてホテルに到着。部屋に入るや否や、「ね、一緒にシャワー浴びて洗いっこしない?」と調子に乗って提案してみた。するとあっさり応じてくれたチアキちゃん。うーん、やはりある程度年齢を重ねた女性ってのは何事にも寛容だなぁ。

 ボディソープでお互いの身体を洗い合う。チアキちゃんの爆乳が筆者の目の前で揺れまくる。大きさの割に垂れてはおらず、張りがありつつも柔らかい。両手で挟みこむようにしながら優しく洗う。「ホント、綺麗な胸してるね」と語りかけると、「そんなに綺麗かなぁ?」とまんざらでもない様子。「ちなみに何カップなの?」、さりげない感じを装って核心に迫ってみた。「んー、一応Hカップかな? 最近は測ってないけど……。」とのこと。

 「今すぐその胸をタワシ代わりにして、俺の全身を洗ってくれ!」と土下座したくなったが、ここでヒかれるわけにはいかない。グっと堪える筆者。我ながら大した辛抱強さだ。

 なんとか正気を保ったまま浴室を出て、いざベッドイン。

「じゃ、優しく優しく攻めるから、痛かったらすぐに言ってね。」

 軽くキスを交わした後、攻撃開始を宣言。脇の下に舌を這わせ、そのままわき腹まで舌を滑らす。足の付け根を強弱つけて吸いながら舐め、内モモを軽く唇でついばむ。口での愛撫と同時に両手をフェザータッチの感覚でチアキちゃんの皮膚を刺激する。そんなソフト愛撫をした後、女性器を慈しむかのように舌と指で愛撫。前半の愛撫で既にビチョ濡れの女性器。お湿りは十分すぎるほどだったが、さらに筆者の唾液をプラスしてわざとピチャピチャジュルジュルルーと大きな音をたててクンニしまくる。

 賢明な読者諸兄はもうおわかりだろう。

 本当はオッパイを中心にいんぐりもんぐりしたいところだが、その気持ちをグっと抑えてわざとオッパイを攻めなかったのである。”あれ? 普通なら男の人は私のオッパイ目当てでたくさん舐めたり吸ったり揉んだりするのに? なんかいつものエッチと違う!?” と女性に思わせて印象付ける作戦なのだ。

 そんなワケであえてオッパイ以外の部分を攻めまくった後に、フェラチオをたっぷりしてもらい挿入開始だ。挿入しながらも、「綺麗な肌してるね」だの「すごくアソコが締まってるよ」だのとオッパイ以外の部分を褒めまくる筆者。

 正常位、後背位、対面座位と体位を変えながら挿入を楽しみ、ラストは正常位でフィニッシュ!

 この日は夜遅めの待ち合わせゆえ、1回戦の約束だった。全然物足りないところではあるが、もう1発出したいだなんてワガママは言えない。お互いに軽くシャワーを浴び、着替えている最中に勝負をかけた。

「ね、チアキちゃん。もし良かったらまた俺と遊んでくれるかな?」

「あ、はい。いいですよ!」と躊躇なくOKの返事をくれたチアキちゃん。

「じゃあさ、次はそのオッパイでパイズリとかしてほしいなぁ。」、そう提案してみる。

「あ、やっぱりオッパイ好きなんですか?」

「うん、三度の飯よりも好きだよ!」

「でも、今日はあんまり攻めませんでしたね」

「だって、あまりにも綺麗な形してるから見ているだけで満足しちゃったよ」

「フフフ、そんな事言われたの初めてですよぉ!」

 なかなかの好感触だ。きっと次回はドロッドロの濃ゆ~いセックスを期待できることだろう。その流れでお互いの携帯アドレスと電話番号をサックリと交換することに成功。そう遠くない内に2度目の逢瀬となりそうである。

 
背の高い女性には「背が高いねぇ」と言わず、顔の小ささや手足の長さを褒める。

背の低い女性には「ちっちゃくて可愛いねぇ」と言わず、癒し系だねと褒める。

巨乳の女性には「オッパイ大きいねぇ」と言わず、形の良さや質感を褒める。

締りのいい女性には「良く締まるまんちょだねぇ」と言わず、濡れの良さや温かさなどを褒める。

 

 非常に単純ではあるが、相手の長所をそのまんま褒めるよりもずっと効果的なので皆さんもぜひお試しアレ!

(文=所沢ショーイチ)

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