中折れ時の女性の反応=結婚後、夫が会社をクビになった時の反応!? 

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 志半ばで物事を諦めなければならないというのは本当に口惜しいものだ。バンドマンとしてメジャーデビューを目指していたが、なかなか芽が出ず、一定の年齢を機に楽器を手放し就職という道を選択する者もいれば、社会人でも新規プロジェクトの立ち上げなどをやむを得ない理由で中断、などのシーンがあるだろう。そういった、夢や目標以外の日常生活においても、志半ばで諦めねばならないことがある。セックス中の中折れだ。

 中折れとは、セックスをしているさいちゅうにペニスが萎んでしまうこと。一般的には、中折れ=中高年に多い現象、というイメージが強いだろう。しかし、20代・30代の若い世代でも、中折れしてしまうことは珍しくない。若い世代の中折れ理由として一番多いのが、酒の飲み過ぎ。ほか、過度の疲労で中折れした経験を持つという男性も。気持ちは十分盛り上がっていても、仕事による過労や、女性側が騎乗位も後背位も拒む「正常位のみ」という非協力的なスタンスだったため、体力に限界が訪れたというケースもあるようだ。確かに、正常位とはオトコにとって腕立て伏せのようなもの。疲れるのは当然である。女性側に原因があるといえば、ワキ毛・鼻クソ・スソワキガ(性器のワキガのこと)などを挙げる人もいた。だが、これに関しては「むしろ興奮する」という嗜好の男性もいるだろう。それよりも、「女性が演技だとわかってしまった時」「相手の膣がかつてないくらい深く、自分のペニスが奥まで届かないと気付いてしまった時」などのほうが万人に共通する理由なのかもしれない。変わり種では、「男2女1の3Pの際、自分がトップバッターとなってしまい、己のテクニックを(もう一人の男性に)見られることに緊張して中折れした」という人もいた。

 理由はさておき、中折れしてしまうのは仕方ないことである。肝心なのは、中折れの際の女性の反応のほう。「中折れした時の女性の反応=結婚後、夫が仕事をクビになった時の反応と一致する」という俗説をご存知だろうか。むろん、科学的根拠があるわけではないが、遊び相手は別として、結婚を考えているカノジョの場合、チェックしておいても損はない。「少し休んで、また頑張ればいいわ」という女性なら妻に迎えても安心だが、「アタシはどうしたらいいのよ!」とキレる女性は考えものである。

 ところで、男性が中折れした際、女性はどう感じるものなのか。オトコとしては、「役立たずめ!」と思われていないか、心配なところである。だが、女性陣からは、「膣が緩いのではないだろうか?」「女性としての魅力に欠けているのではないだろうか?」「腹のぜい肉にゲンメツされてしまったのか?」など、大和撫子らしい実に謙虚な意見ばかりが集まった。

 とはいえ、やはり中折れしてしまうと、女性に対して申し訳ないという気持ちが沸いてきてしまうもの。そこで、中折れのスマートなごまかし方について考えてみよう。なお、大前提として、「中折れを克服しようとしないこと」が重要である。気持ちが盛り上がっていても、アソコが盛り上がらないというのは、仕方ないこととして割り切ったうえで、お互いが気まずくならない雰囲気作りに努めるほうがベターである。

 中折れの理由にもよるだろうが、飲酒が原因の場合は、素直に「飲みすぎちゃって」というのが無難だろう。女性と一緒に飲んでいた場合は、相手も酔っていることがほとんどなので、たいして気にしないはずだ。そして、「起きたらリベンジしよう!」と、さっさと寝てしまったほうがいい。ダラダラと起きていると、寝不足で翌朝も中折れを起こしてしまうかもしれない。

 クンニやアダルトグッズでイカせるという人もいた。自分自身のペニスは志半ばで萎れてしまったというのに、黙々とクンニやバイブ責めに励むのは虚しくないか? という点に関しては、「射精後の賢者タイムではないので、気持ちは充分に盛り上がっている」「イカせなければならないという使命感に燃えているので、自分のペニスは二の次である」とのこと。最近は、クンニが苦手だという男性も少なくないようだし、アダルトグッズを常備するというのも気が引けるという人は、手マンという選択肢もある。そう考えると、爪は常に短く切りそろえておくべきだろう。

 意外に多かったのが、「理由は言わず、潔く謝る!」という意見。前述の、「中折れした時の女性の反応=結婚後、夫が仕事をクビになった時の反応と一致する」という俗説にあてはめて考えても、男らしく「クビになった! すまん!」と謝罪したほうが、女性もとやかく言わないであろう。

 いずれにせよ、セックスとは男と女の共同作業である。中折れに際して、どちらかが責任を感じすぎることはない。これは、結婚生活にも同じことが言える。そう考えると、やはり「アタシが悪いっていうの?」などとキレる女性は、生涯の伴侶には不向きであろう。
(文=菊池 美佳子)

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