「グミ・三段締め・ゴム脱がせ術」岩井志麻子・倉田真由美「名器」について語る

※イメージ画像:『名器の科学―3200人の精密測定データが解明!』
著:笠井 寛司/ごま書房

「愛なら、毎晩ティッシュにくるんで捨てている」

 本国アメリカでの上映時にはNC-17(17歳以下の鑑賞禁止)という規制が設けられ、3月10日からの日本公開ではさらにその内容に修正を加え、ようやくR-18+(18歳未満は鑑賞禁止)という条件下で上映が許可された映画『SHAME―シェイム―』(ギャガGAGA★)。「ハリウッドを発情させた」と話題の今作の公開を記念して1日、トークイベントが開催された。セックス依存症の男性を描く映画にちなんで、登壇したゲストは作家の岩井志麻子と漫画家の倉田真由美というかなり濃いキャラの2人。

 女性限定イベントとして開催されたこのトークショー。そんな場に呼ばれたゲストの2人に課せられた使命は、当然、「女性の赤裸々なセックス感」を披露すること。関係者らの思惑を推し量れば、さらにその「女性のセックス感」に加えて、セックス依存症を題材にした映画について触れてもらいたいところだろう。しかし、冒頭から倉田は自分を「最近枯れきっている」と挨拶し、岩井は自分のことを「エロおばはん」と紹介する。そうして始まったトークショーは、ほぼ映画に触れず進んでいく。

shimakoMcyzo.jpg岩井志麻子先生の、歯に衣着せぬ物言いは絶品!

 セックスについて熱く語る2人は、「そういえばあの木嶋さんもすごいらしいですね」と、現在殺人や詐欺などの罪で起訴されている木嶋佳苗に言及。続けて岩井は「昔、私の知り合いがその木嶋にそっくりな女性と一晩を共に過ごしたことがあるらしい」と言い始めた。

「その女性のアソコがすごかったと言うんですよ。いわゆる名器ってやつです。それを聞いて、本物の木嶋じゃないかって思いましたよ。彼女はずいぶんセックスに自信があるようだから。で、その知り合いにどんな感じなのって聞いたら、”大盛りのグミにおしくらまんじゅうされている感じ”って言うんですよ。ものすごい快感らしいんですよ」

 興奮した口調で岩井がそう言うと、倉田は「自分でも鍛えられるらしいですね。訓練すると三段締めっていうのができるようになるみたいですよ」と応える。そして、「それができると、男の人の上に乗って、何も動かないでもイカせることができるみたいです」と感心しながら言う。岩井は、「入れた状態でコンドームを脱がすことができる女もいるらしいね」とこれまた感心した様子で話す。そして「私にはそんな装備ついてないからなぁ~」と岩井が漏らすと2人は大きく笑っていた。

kuratamaMcyzo.jpg倉田真由美。この映画に旦那を重ねて観た?

 さらに話はなぜか洗脳騒動の渦中にあるオセロの中島知子に及び、岩井は先日『笑っていいとも!』(フジテレビ系)で披露した自分の経験談を語ると、「そういえば、その女(岩井をマインドコントロールしていた人物)って、叶井君(倉田の夫)を狙ってたことがあるのよ」と暴露。しかし、「さんざん言い寄ってたみたいだけど、叶井君が相手にしなかったみたいね」と言う岩井に、倉田は「そういう嗅覚はあるみたい。話を聞くと、昔は相当のヤリチンだったみたいだけど、それでも性病にかかったことないんですって」と応えていた。

 ヤリチンだとか名器だとかの話で盛り上がる2人。少し間の空いたところで、司会者が「映画にちなんでお2人の恥ずかしいところを聞かせてもらいたいんですが?」と話を促すが、倉田は「それが最近ないんですよね。まあ、これがおばさんになったということでしょうか」と言い、岩井は「私の場合、セックスのハメ撮りが流出するより、初恋の人が暴露されるほうが恥ずかしい」と言う。そして2人揃って、「私たちの場合、いわゆる普通の人にとっての恥ずかしいことがネタになりますからね」と……。一応「本当に恥ずかしいって思うことは誰にも言えないかもしれないですね。この映画の主人公にも、隠された本当の恥ずかしい部分っていうのがあるんでしょう」とまとめた2人だった。

 そして最後にこの映画に特別協力しているというTENGAから、2人と観客に「神の穴」のプレゼント。女性限定イベントなのに、なぜオナホールがお土産なのかは置いといて、岩井はこのエッグスパイダーを手にして「息子にあげる」と大はしゃぎの模様。「彼氏や旦那にあげて、浮気予防にどうぞ」と倉田は観客に向かって言ったが、年配の女性客たちの反応は……。女性がオナホールもらったところで困るのは当然だろう。「”息子にあげる”なんて言って喜べるのはアンタだけだよ」という声が聞こえてきそうだった。ともあれイベントが盛り上がったのは事実。10日公開の映画『SHAME―シェイム―』は、同性の友達と観に行って、互いのセックス感で一杯というのがいいのかもしれない。そして最後に、取材に行った記者にも「神の穴」をいただき、感謝です。おかげですっきりした状態で原稿を書けました。
(文=峯尾/http://mineoneo.exblog.jp/
著書『松本人志は夏目漱石である!』(宝島社新書)

■映画『SHAME―シェイム―』公式サイトはこちら

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かわいくて名器って超無敵!!

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